2014年9月7日日曜日

rolex explorer リファレンスの変遷(備忘録)

備忘録

(※今後の人生とrolexについて仰々しく考えちゃった記事はこちら

エベレスト初登頂に用いられた rolex。登頂成功を機に「エクスプローラー」という名前を大々的に売り出した。ちなみにロレックスを着用していたのはヒラリー卿ではなく、同行者のテンジン・ノルゲイ氏である。

explorer 黎明期には、5500系エアキングのリメイク版である PRECISION エクスプローラー カナディアン北米モデル 55xx を始め、オイスターパペチュアルのリファレンス 1038 等が存在し、試行錯誤の結果、数々のエクスプローラーが産み出されたようだ。
explorer は特定用途に限定されていない。5500の系譜であれば、explorer はカジュアルに使えるタフな時計という位置付けとなる。
スポーツタイプが順調に売れ始め、ドレスタイプは廃盤になった。

explorer のリファレンスの変遷は次の通り。
ref.5500 (1950年代後半〜1970年代)
 cal.1530、cal.1520
 ノンクロノメーター
 プレジション
 イギリス市場向け。
 通称エクスプローラーボーイズ。
 残念なことに、同一リファレンスを持つエアキングが、偽物のエクスプローラーボーイズを作るために利用されたとのこと

5501
 cal.1530
 ノンクロノメーター
 コンビの金文字盤
 北米市場向けドレスライン

5502
 cal.1530
 ノンクロノメーター

5504 (1950年代後半〜1970年代)
 cal.1530
 ノンクロノメーター
 スーパープレジション
 SSの黒文字盤
 北米市場向けドレスライン
 EVEREST/エベレスト ネームや、クロノメーターも存在

5506
 cal.1530
 ノンクロノメーター
 GPの金文字盤
 北米市場向けドレスライン

5700
 エクスプローラーデイト。
 Cal.1535(Cal.1530 にデイト機能を搭載)。
 3,6,9時位置のアラビアンナンバーのものと、ノーマルバーのものが存在する。
 ステンレスモデル

5701
 5700 の18金無垢のコンビモデル

6098(1953年頃)
 プレ・エクスプローラー
 cal.A296 バブルバック
 クロノメーター

6298(1952年〜1953年頃)
 プレ・エクスプローラー
 cal.A296 バブルバック
 ノンクロノメーター

6150 (1953年〜1956年頃)
 プレ・エクスプローラー
 cal.A296 一方向巻上方式 バブルバック
 ノンクロノメーター
 エクスプローラーの特徴を備える。
  ブラックダイヤル
  3時・6時・9時にアラビアインデックス
  12時に三角形
  メルセデスハンド
  長い時針
 発売当初、EXPLORERの表記位置は6時位置
 EXPLORERの表記が無い物も存在

6350 (1953〜1955年頃)
 ファーストモデル
 cal.A296 バブルバック
 クロノメーター
 ワッフルダイヤル
 ペンシルハンド(メルセデスハンドの物も存在)
 秒針が注射針型の物も存在
 発売当初はクロノメーター表記が無い物が存在
 ※6150を流用したためか?

6610 (1955年〜1959年)
 セカンドモデル
 cal.1030 双方向巻上方式
 クロノメーター
 発売当初はクロノメーター表記が無い物が存在
 プラスチックドーム風防
 ミニッツサークル付ギルトダイアル
 ゴールド色のインデックス

 ・1955年〜1956年
  Explorer表記下に、非常に淡い赤文字で防水表示(50m=165ft)が表記
 ・1957年頃
  大きなロリポップ秒針
 ・1957年
  小さなロリポップ秒針
  ビッグロゴブレスレット

1016 (1963年〜1988年)
 クロノメーター
 CARTER や TIFFANY & CO. とのダブルネームが存在する
 ・1963〜1971年
  cal.1560 ハックなし
  プラスチックドーム風防
  ダイアルの変更は下記の通り
  初期はミニッツサークル付ギルトダイアル
  その後ミニッツサークル無ギルトダイアル
  1967年頃マットダイヤルに変更
 ・1972年〜
  cal.1570 ハックあり
  プラスチックドーム風防
  マットダイアル
 ・1980年代
  プラスチックフラットタイプ風防

Rolex Space Dweller Ref.1016
 1969年、日本市場のみでの販売。
 Ref.1016 ベース。
 Ref.1016 との違いはダイヤルのプリントのみ。
 宇宙ブームに湧く日本でテスト販売。
 売れ行きは思わしくなく、あえなく失敗。
 幻のリファレンスとなった

○Ref.6429(1969年頃)
 ロレックスコマンドー
  アバクロンビーを通じて販売されていた。
  EXPLORERの代わりにCOMMAND表記
  34mm径の手巻き
  ギルトダイヤル
  トリチウム夜光
  角型針
 ノーコマンドー
  米軍基地で販売されていた。
  COMMAND表記なし

14270 (1990年〜2001年)
 cal.3000
 クロノメーター
 サファイアクリスタルフラット風防。
 初期モデルはブラックアウトダイヤル。
 TIFFANY & CO. とのダブルネームが存在する

114270 (2001年〜2010年)
 cal.3130
 クロノメーター
 サファイアクリスタルフラット風防。
 Vシリアルにブラックアウトダイヤルが存在する

 2007年
 ルーレット刻印
  インナーリングに「ROLEX」の文字が刻印
  12時位置にはクラウンマーク
  6時位置にはシリアルナンバー

214270 (2010年〜2021年)
 cal.3132
 クロノメーター
 サファイアクリスタルフラット風防。
 ケース径36mmから37mmへサイズアップ。

 ・2010年〜2015年
  過去のアイコンであるブラックアウトダイヤルを採用。
  ハンズは Ref.114270 を流用。
  ケース径に対してハンズが短くバランスが悪い

 ・2016年〜
  可視性を重視。
  ブラックアウトの廃止。369には夜光が載る。
  ハンズが太く長くなる。
  ケース径に対しバランスが取れたハンズとなった

○124270(2021年〜)
 オイスタースティールモデル。
 cal.3230
  パワーリザーブ 70時
 クロノメーター
 サファイアクリスタルフラット風防。
 ケース径:39mmから36mmへサイズダウン。
 オイスターブレスレット
  セーフティキャッチ付オイスターロック
  イージーリンク(エクステンション)
 伝統のサイズ36mmに回帰

○124273(2021年〜)
 ロレゾールモデル。
 その他は ref.124270 と同じ。
 ファーストモデル ref.6350 から始まった explorerにおいて
 初のロレゾールモデル。
 黎明期、試行錯誤していた時代にはドレスモデルも存在していた。
 プロフェッショナルモデルとして定位置にあるexplorer。
 未来を見据えて新たな道を切り開くことになる。
 道を踏み外して、エベレストで遭難してしまわないことを願う

○224270(2023年〜)
 オイスタースティールモデル。
 cal.3230
  パワーリザーブ 70時
 クロノメーター
 サファイアクリスタルフラット風防。
 ケース径:40mm
 オイスターブレスレット
  セーフティキャッチ付オイスターロック
  イージーリンク(エクステンション)

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