movies 2014

1.ローマでアモーレ
ミッドナイト・イン・パリ が傑作で、その後の作品だから心配したけど、なかなか良かった。オペラシーンは笑える

2.アフターアース
昨年公開作品。余りにも評判が悪い上、どうせシャマランと言うことで、期待せず鑑賞。ウィル・スミス出演、大作扱いがマイナス。どうせ、ご都合主義の展開なんだから、もっと軽いノリにしたら、それなりに楽しめそう

3.大脱出
スタローンとシュワルツェネッガーの実質的な共演。アクションシーンの絡みは見応えあり。エクスペンダブルズはアクションの絡みがなかったので。
お祭り映画として楽しい

4.オッド・トーマス
地味な公開ながら、面白い。油断してたから、ちょっと、驚いた。こういう作品が単館というのは勿体無い。
1月次点

5.スリーデイズボディ
ヒューマントラストシネマの未体験2014の一作品。新しい種類のゾンビ映画。まだまだ、ゾンビ映画進化し続ける

6.インシディアス 2章
1作品目より、面白い。脅かし系のオーソドックスなホラーだけど、脚本が見事。
ジェームスワンとリーワネルのコンビは、磨きがかかってきた

7.ポールバーホーヴェン トリック
未体験2014の一作品。
オランダで撮った実験的な作品。映画というよりは、TVドラマみたいな感じだけど、上手くまとめているので、結構爽快

8.MUD
ヒューマントラストシネマの未体験2014の目玉。マコノヒー良い。脚本の粗さが気になるが、面白かった。大人って面倒くさいって話しかな

9.スティーラーズ
この手のぶっ飛んだ作品は大好き。昨年末に事故死したポールウォーカーもちょい出演。後半はカオス感が増して面白い

10.ジャッジ!
役者も良い、そこそこ面白いけど、余りにもベタ過ぎというか、ステレオタイプな進行や人物が多過ぎ。TV局が付いているし、仕方ないかな。
1月ワースト

11.キリングゲーム
デニーロ、トラボルタの共演。派手さはない。渋い。痛いシーンも少々。
行動の必然性がイマイチ感じられないので、緊迫感に乏しい

14.オンリーゴッド
レフン監督良い。ドライブより好き。
無駄を削ぎ落とし、映像も表現も面白い。ただし、途中退場者がいたので、ダメな人は多いかも。
1月ベスト

15.V/H/S ネクストレベル
相変わらずのPOV形式のホラー。前作よりも派手になった分、何だかわからない感が薄れた。見せ方は工夫あって面白い

17.エンダーのゲーム
尺が短か過ぎる。展開が速いのは良いけれど、全く深みがない。
話は変わるが、リンチのデューンが好きな点は、映像と世界観を表現するのがメインでストーリーを置いてきぼりにしたところ。それに対して、エンダーのゲームは映像も世界観も半端で、ストーリーも駆け足。映像化にあたっては、原作に忠実でなくても良いんじゃないかと思う。批判が物凄いと思うけど

18.ROOM 237
キューブリックのシャイニングの謎を解き明かす、というより独自に解釈するドキュメンタリー。こういう作品が成り立つのが面白い

19.ウルフオブウォールストリート
ハイテンションとはいえ、3時間は流石に長い。ディカプリオは良いと思うし、ぶっ飛んだ演出も良いけどね

20.マイティ・ソー
アベンジャーズシリーズなので鑑賞。軽いノリ。前作より面白い。アイアンマン同様だけど、アベンジャーズシリーズは、前作より質が落ちないので安心。
アベンジャーズもソーも、本当の主役はロキに違いない

21.チェインド
ジェニファー・リンチ。前回公開されたサベイランスは、デビッドリンチ色が中途半端に残った感じだったけど、本作はオリジナリティが発揮されてかなり良い

22.キラーズ
ギャレス・エヴァンスが制作。ABCオブデス、V/H/S で注目(僕だけ)。前作、ザ・レイド のアクションも非常に斬新。
今回は、北村一輝がサイコな役で素晴らしい。グロいというか痛いシーンも多いが、全体のバランスも良く、相当面白かった

23.新しき世界
韓国の潜入捜査物。これは面白い。
と思ったら、案の定ハリウッドでリメイクされるらしい。潜入捜査物のの傑作では、インファナル・アフェアがあったけど(ディパーテッドはイマイチ、というよりオリジナルが面白すぎる)、これも傑作

24.ザ・イースト
主役のブリット・マーリングが良い。脚本、制作も担当。
環境テロリストへの潜入。とはいっても、シー・シェ○○ドのような営利に塗れた極悪テロリストとは異なる対象。
後半から、ちょっとヌルい展開になり、ガッカリして油断してたら、ラストでしっかり締めてくれた

25.ザ・ドア
設定は面白いし、掴みも悪くないが、話しがアッチ系に広がりつつも、色々甘さが目立つ

26.スノーピアサー
俳優はハリウッドだけど、作品はボン・ジュノ監督ワールド。単なるSFディザスター映画だと思っていたら、ちょっと驚いた。面白い

27.なんちゃって家族
シモネタ満載の王道コメディー。
軽いノリで楽しく観る事ができた。ユルく観られるのが良い

28.RUSH
モータースポーツには、全く興味ないけど、作品自体は面白かった。過剰な演出を抑え、淡々と事実を描く感じ。
やっぱり、ロンハワードは上手い

29.アメリカンハッスル
クリスチャン・ベイルの変身ぶりは面白いし、クーパーの嫌な奴っぷりも良いし、デ・ニーロの存在感も大したものだけど、ラッセル監督って、チマチマしてるというか、ダイナミックさに欠ける気がする。ザ・ファイターはそれが良い感じだったけど

30.エージェント・ライアン
流行りのリブート物。当然のことながら、若返っているので、今までで最も動けるジャック・ライアン。アクションのウェイトも高くなり、スピーディーに進む。
スパイ物王道

31.ダラスバイヤーズクラブ
マコノヒー良い。ジャレットレトも久しぶりに見たけど良い。ウルフオブウォールストリートのディカプリオより、断然良い

32.ハウンター
ナタリの前作、スプライスが、結構ガッカリだったのに対して、面白く仕上がっている。ナタリは、こういう閉ざされた不条理な世界を描くのが良いと思う

33.リーガルマインド
地味な公開ながら、緊張感と二転三転の展開で、まずまずの法廷サスペンス物。ニックノルティが渋い

34.キックアス
前作よりグロさも、お下品さもパワーアップ、派手になった。
路線が変わってるので、違う作品としてみれば、それなりに。でも、散漫でまとまりがなく、話しが絞りきれてない。欲張り過ぎ。
ともかく、クロエが可愛いので良かった

○アカデミー賞発表
・作品賞 それでも夜は明ける
 作品賞は「グラビティー」に受賞して欲しかったけど、「それでも夜は明ける」の方が作品賞向きだと思うので順当
・監督賞 キュアロン
 作品賞取れなかったけど、当然
・主演男優賞 マコノヒー
 ダラスバイヤーズクラブ のマコノヒーはとても素晴らしかったので、予想通り
・助演男優賞 ジャレットレト
 これまたダラスバイヤーズクラブで、予想通り

アメリカンハッスルが、まるでダメだったのは納得に結果。唯一クリスチャン・ベイルが希望だったけど、ダラスバイヤーズクラブのマコノヒー相手では無理

35.マチューテ・キルズ
ロドリゲスの悪ふざけが酷く、受け付けない人もいると思う。元々そういう作品だから、割り切って観ると楽しい

37.大統領の執事の涙
良い作品。ラストシーンが好き。
キャスティングも良い。最近のアメリカ映画のトレンドは、人種差別。アカデミー作品賞が、それでも夜は明ける だったのも頷ける

38.グランドピアノ
制作が、リミット、レッドライトのロドリゴ・コルテス。
ほぼコンサート会場のみで進行するという、発想と設定が抜群。しかし、最後まで緊張感を保つことが出来ない残念な流れ。ヒッチコック風

39.それでも夜は明ける
煽ることなく淡々と進み、下手な小細工無し、直球で好感が持てる。
邦題がイマイチで、夜は明けてない。ブラッド・ピットが良い奴過ぎちゃう。プロデューサーとして気合が入ってるんだろうけど。
昨年から続くこのテーマ、ジャンゴが一番面白い

40.リディック・ギャラクシーバトル
シリーズ物。世界観は好きなんだけど、エンリアンのパクリみたいになっちゃってるし、テンポも良くない

41.ワンチャンス
安心なストーリー。たまにはこの手の作品も息抜きに良い。

42.フルートベール駅で
トレンドの黒人差別がテーマ。一日出来事を淡々と追った作品。これまたトレンド、実話をベースにした作品。後味は良くない。編集が良く面白い

44.ローンサバイバー
ブラックホークダウンと同じくアメリカの負け戦を描いている。戦闘シーンは痛いシーンが多いが、その分ラストのインパクトが強い。不意を突かれるとウルウル

45.エウロパ
B級SF。これは流石にない。正体を明かした時点でアウト。どうせ低予算なんだから、不条理な設定で良かった

46.LIFE!
ストーリーを追うのではなく、1シーン1シーンを切り取って鑑賞する感じ。まさにLIFE誌をめくる感覚。終わり良ければ全て良し、、か

47.ロボコップ
ヴァーホーヴェン版と比較されてしまう悲しい作品。人間の時の記憶がそのまま残っていたり、サミュエルLジャクソンの役割など、オリジナリティーがあって良いと思う。ヴァーホーヴェン版との比較は禁物

48.ハンガーゲーム2
昨年末公開作品。
続編前提の、モヤモヤラスト。でも、続きはどうでも良いかな

49.悪魔の起源 ジン
あの、トビー・フーパーがアラブ首長国連邦でホラー映画撮っちゃったという謎の作品。イスラム教のオカルト映画。
低予算ながら、意外にもちゃんとホラーしてる。テンポがとてつもなく悪い分、息苦しい閉塞感が前面に押し出されていた

50.ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中
下品で、小学生レベルの笑いかと思う程下らないけど、笑っちゃう。
素人相手に仕掛たドッキリを繋いだロードムービー。ストーリーもちゃんとしていて、上手く編集しているのでテンポが良い

51.リベンジマッチ
ミッドナイトガイズ、大脱出、レッド等、流行りのテーマ。
スタローンとデニーロといえば、ロッキーとレイジングブル を思い起こさせる。ロッキーのパロディがあったりで、結構真面目なスポーツコメディー。ボクシングシーンはコメディーには似つかわしくない程、気合い入ってる。自分は大いに感動

52.カルテット!人生のオペラハウス
昨年公開のダスティン・ホフマン監督作品。今一つ展開に必然性を感じず、ゆるめな作品

53.ワールズエンド
全く予備知識なく鑑賞。ぶっ飛んだ展開に驚いた。何でもありで、面白い

54.キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー
アベンジャーズシリーズと最も関わり深い作品だけあって、楽しい。
前作は地味な印象だったが、今回は肉弾戦中心の派手なアクション

55.アメージングスパイダーマン2
完璧だったライミ版と比較されて、見劣りする前作だったが、今回は頑張ってる。
エンドロールにちょっとびっくり。楽しくなりそう

56.相棒 劇場版Ⅲ
完全に騙しのCM。孤島というシチュエーションから、ミステリーを想像してしまうが、ミステリーではない。表面上はミステリー風の味付けをしているが、劇場版お馴染みの社会派。左に寄った説教臭さが、ちょっとうるさい(笑)
神戸が登場するシーンは単純に楽しい

57.アタック・ザ・ブロック
2012年公開作品。B級エイリアン映画。エイリアンの造形は、熊や犬みたいで安っぽいし、舞台は、ほぼ団地内(ブロック)という狭さ。でも面白かったけど

58.ネイチャー
映像が良い。3Dが素晴らしい。ストーリーはないので、アトラクション感覚

59.プリズナーズ
非常に良く出来たサスペンス映画。脚本も演技も素晴らしい。2時間半があっという間。ジャックマンもギレンホールも良い。宣伝など、大きく取り上げられてないのが勿体無い

60.肉
笑っちゃう邦題だけど、内容はそれなりにシリアス。ぶっ飛んだ感もなく、ある種衝撃のラスト以外はひたすら真面目。家族愛のドラマ

61.8月の家族たち
崩壊っぷりが爽快。元々舞台劇。ここまで壊れてくれると楽しい

62.とらわれて夏
ベタなラブストーリーになりかねないが、編集やストーリー運びが上手く、緊張感がある。ラストは涙腺を激しく刺激。こういうタイプの作品をあまり観ないのだけど、パーフェクトワールドを彷彿させるこの作品は面白かった

63.カニバル
タイトルからも想像できるように、その類の作品。直接的な表現がなく、大きなイベントもないため、殺人鬼の日常が淡々と過ぎてゆく印象。愛の形も様々ってことで

64.X-MEN  フューチャー&パスト
マーベルシリーズの中でも、最も思い入れのないシリーズ(笑)
とりあえずオールキャスト、とは言うものの、主役はミスティーク。ストームとかいるだけ。
ガッカリなことに、スパイダーマンとのコラボなし

65.ホドロフスキーのDUME
DUNEはリンチが撮った作品で、一般的には失敗作と言われている。一方で実現しなかったホドロフスキーのDUNE。ホドロフスキーが、ほぼ一人で語り続けるドキュメンタリー作品。これは面白い。
ホドロフスキーなくして、エイリアンは生まれなかったことを認識

66.ノア
アロノフスキーが監督じゃなかったら観に行かないと思う。アロノフスキー的な解釈もあって、130分という長さにもかかわらず最後まで飽きずに観ることできた

67.ディス/コネクト
複数のストーリーが同時進行する群像劇。見応えがあった。若干重いテーマだけど、面白い

68.サードパーソン
長尺だけど、ミステリアスに進行する複数のストーリーが絡み合って、長さを感じさせない。ラストは、若干反則気味だったりするけど、上手くまとめているので面白かった

69.ザ・ホスト
アンドリューニコルらしい。
簡単に言うと、侵略者 vs. レジスタンスという話し。少々甘ったるさがあったりするけど、視点が変わっていて楽しめた

70.ラストミッション
アクションコメディー。
リュック・ベッソン色全開のお気楽映画。ケビンコスナーを見せたい作品なんだと思う。マンオブスティールと同様、父親役がよく似合っている

71.オープングレイヴ
シチュエーションスリラー。インパクトに欠け、ストーリーも回収できてないなど色々あるが、前作、アポロ18よりは良かった。監督は、ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ とい長い名前の人

72.グランド・ブタペスト・ホテル
流石に、ウェスアンダーソンの映像は凄い。テンポが良く、映像と心地良くマッチ。おとぎ話っぽさに好みが分かれそうだが、面白かった

73.渇き
開始から終了までハイテンション。あっという間にエンディング。役所広司他、全ての役者がハマっていて、面白過ぎる。映像や進行は、告白の延長。ある意味、告白の進化系。という大好きなジャンルの作品

74.HER
スパイクジョーンズの抑えた感じの描き方は結構好き。今作は、攻殻機動隊とか日本のアニメっぽいテーマだったりするけど、ラストは現実的で良いと思う。
ホアキンも良い

75.トランセンデンス
her の方が数倍面白い。映像も大したことないし、ストーリーもぼやけてる。ノーランはどこまで関わっているんだろう

76.オールドボーイ
オリジナルの韓国版の方が圧倒的に良い。ジメジメ感が無くなって、アッサリめ。乱闘シーンは面白かった

77.ザ・パッグマン
ジョンキューザック、デニーロ 出演のスリラーバーク作品。ビッグネームにもかかわらず、地味過ぎる公開。多少の穴には目をつむり、面白かった。行動範囲は狭い分、集中できる。何が何やら、謎のまま進んでいくので楽しめた

78.オール ユー ニード イズ キル
デジャブ感満載、エイリアンだったり、マトリックスだったり、ミッション8ミニッツだったり。という、つまらない事抜きで、楽しかった。
どうやら原作とは異なるラスト。娯楽作品っぽくて良かった

79.攻殻機動隊 ARISE BORDER:3
アクション抑えめ。トグサ良い。
コーネリアスの音楽は相変わらず心地良い

80.リアリティのダンス
ホドロフスキー、23年ぶりの監督作品。
80歳過ぎてこれを撮れるのが凄い。昔の作品と比べると丸くなった感じ

81.複製された男
プリズナーズの監督、 ドゥニ・ヴィルヌーヴ。
サスペンスかと思いきや、不条理系。
プリズナーズと同様、重い進行。これが監督の持ち味ということか。これはこれでオッケー。
衝撃のラストで驚いた

82.GODZILLA
日本の特撮っぽさが残りつつも、安っぽさがなくて良かった。外見は、ティラノサウルスじゃなくて、あのゴジラだったし、ゴジラ愛に溢れていた。
でも、初回なので、脅威としての存在を描いて欲しかった

83.トランスフォーマー ロストエイジ
どこが山場か分からないというか、全てが山場の驚愕のストーリー(笑)。山場と山場が無理矢理繋げられ、唐突に次のシーンが現れるのが驚き。
映像はマイケルベイお得意のスピード感で、3Dは活きていた。でも、メカメカしさが消えてしまい、トランスフォーマーじゃなければいけない必然性がない。
単純に3Dを楽しむ作品

84.バトルフロント
ジェイソン・ステイサムお得意のアクション。ひねりもなく、いつもの安心ステイサム

85.めぐり遭わせのお弁当
歌も踊りもないテンションが低いインド映画。上映時間も100分と、インド映画としては驚異的な短さ。
ラストは、ある意味意表を突かれた。
淡々として、盛り上がりにかけるので、宣伝を見て、何となく行っちゃった人は、ガッカリ感が凄いと思う。感情を抑えた作品は、結構好きなので面白かった


86.プロミストランド
いかにも、ガスヴァンサントの描く社会派。
良い脚本だし、マット・デイモンもはまってた。制作時によくこのテーマを選んだものだと感心する。
主人公が選択した正義は本当に正解なのか、という判断は当然観る側に委ねられる訳で、エンドロールにそれを感じさせる余韻の残し方が良い。
自分としては、自己満足で終わっちゃてるんじゃないかって不安になった

87.イントゥーザストーム
今時、竜巻のディザースタムービー?
とか、甘く見てたけど、なかなか面白い。POVを使って緊迫感出してたし、CGも見応えあった。
登場人物がステレオタイプなキャラばかりだけど、お約束で安心

88.LUCY
ベッソンお得意のアクション中心だったら面白いと思うが、SFの要素を盛り込んじゃっているので、中途半端にトンデモ系になっているのが残念

89.ケープタウン
ヘビーな作品だけど面白かった。南アフリカという舞台も効果的で、エンタメとしても良く出来た作品

90.no
ドキュメンタリー風の映像。ビンテージカメラの粗い映像が良い雰囲気。
過剰な盛り上がりがなく、演出も演技も抑え目。好感が持てる。
こういう作品を観ると、改めて日本は民主主義の国じゃないと感じる

91.tokyo tribe
くだらない(笑)。インパクトはある。
ミュージカルは、イマイチのらないが、世界観が良いので楽しんだ。ラップのクオリティーは??(笑)
スンミ役の清野菜名が可愛い。園子温って、若手女優の起用が上手い。吉高由里子、満島ひかり、二階堂ふみ。
清野菜名もブレイクするかも

92.フライトゲーム
原題は non stop。
色々強引なのには目をつむって、原題通りのスピード感を楽しめば、それなりに

93.攻殻機動隊 ARISE BORDER4
シリーズ最終作。シリーズ最終ということでアクションは派手。
シリーズを通じて、9課が生まれる過程を見ることが出来て良かったと思う。監督が各作品毎に異なるので、イマイチ統一感に欠けるのは良しとしよう。
まずは、これから公開される新劇場版に期待

94.アイフランケンシュタイン
フランケンシュタインが作ったクリーチャーが、現代に生きているという、キャラ設定はなかなか良い。
大きな戦いに巻き込まれる状況も面白い。
細かい事を気にせず、アクションを楽しむ作品

95.殺人ワークショップ
白石晃士監督お得意のフェイクドキュメントかと思ったが違った。低予算で頑張ってる。同時期に公開している、 ある優しき殺人者の記録 も気になる。
好きなジャンルなので、楽しく観た。
初日で舞台挨拶付き

96.猿の惑星 新世紀
創世記に続くリブートシリーズの第二弾。
監督のマット・リーブスはグローバーフィールド、モールスに続き、手堅くまとめてきた。
猿の惑星は、結末が決まっているので、意外性は期待できないが、映像は見応えある。「正義の反対は別の正義」というお決まりのテーマだけど、上手くまとめているので面白かった

97.ガーディアンズオブギャラクシー
単なるアライグマの話しかと思いきや(笑)しっかりと作っている。
テーマは軽目で気楽に鑑賞。続編も面白そうな展開

98.インザヒーロー
自分としては、珍しくベタベタな作品。
最後まで予定調和のままストーリーが進む。とにかく踏み外さないので、ゆるーい気分で。
個人的には、ところどころにワンポイントで登場する俳優にテンション上がった

99. ある優しき殺人者の記録
白石晃士監督の最高傑作。とは言っても、そもそも白石監督を知らない人が多いと思うが。
80分ワンカット。多分、編集で繋げているのだろうけれど、フェイクドキュメントの本領発揮

100.フルスロットル
ポールウォーカーの遺作。ただただ、単純にアクションを楽しむ作品

101. ゲッタウェイ
新しいカーアクション。シチュエーションスリラーの要素も良い。車載カメラの映像によるスピード感だけではなく、ストーリーも締まっていて面白い

102.パラサイトクリーチャーズ
B級ホラー。珍しいオースリア作品。遊星からの物体X系。低予算なので、クリーチャーの出来は手作り感満載。監督のマービングレンは長編2作目なので、これから楽しみ

103.フランキー&アリス
多重人格を乗り越えようとする黒人女性のお話し。サスペンスではないので、激しい展開なし。ハルベリーの演技が重要。その点では過剰にならず良かった

104.バツイチは恋のはじまり
ストレートなラブコメ。
ストーリー運びやラストのオチなど、なかなか良い点はある。とにかく、観る人の期待を裏切らない

105.ジャージーボーイズ
ブロードウェイミュージカルを映画化。でも、突然歌い出したり、踊ったりしないので安心。
相変わらず安定のイーストウッドなので面白い。ノリノリのオールディーズとウォーケンが渋い

106.ファーナス
米国での公開から、かなり遅れての日本公開。
クリスチャン・ベイルを始め俳優は存在感があり、重苦しい雰囲気で進む。ラストも重い。自分は好み

107.記憶探偵と鍵のかかった少女
設定だけの作品と思いきや、意外と面白かった。
配給会社の宣伝が下手。煽りが凄くてネタバレしてると思う。幸いこの手の作品については、宣伝をほとんど見ないので、伏線や展開を素直に楽しめた。毎度感じるが、オチが読める的な野暮な感想をあげている人達が多いのに苦笑。今時、あっと驚くようなオチなんかあるわけない。張られた伏線が回収されていくのを楽しめれば良いと思う

108.アバウトタイム
他のタイムトラベル物とは違って、大きな目的があるわけではなく、日常を過ごすお話し。ラブコメではない。宣伝を見て勘違いすると、期待外れと感じるかも。
ハラハラするような緊張感はないが、バランスが良く面白い。かなり泣けた。機会があったら、もう一度観たい

109.フォロイング
クリストファーノーランの長編第一作目。メメント前、1998年の作品。
今まで鑑賞していなかったが、機会があったので観てみた。脚本と映像センスは、この作品でも発揮。
次回作、インターステラーが楽しみ。トランセンデンスはダメだったけど

109.FRANK
マイケルファスベンダーはほぼ被りもの状態。結局、皆やりたいこと、グダグダやってたら良いじゃないのって感じで、メデタシメデタシ

110.ミリオンダラーアーム
ディズニー得意の実話ベースのいい話。旬のインドをテーマに上手く作ってる

111.アンダーザスキン
説明がほとんどない。ほぼ、スカーレットヨハンソンの日常を追う映像。
ラストはある意味衝撃。簡潔で潔い作品

112.ニンフォマニアック vol.1
ラースフォントリア監督新作。どうやら鬱状態からは復活した様子。真面目に撮ってるんだろうなーと思わせる。
ユマサーマンが登場するエピソードが一番良かった。
とりあえずは vol.2も流れで観ておこうかと思う

113.誰よりも狙われた男
ジョン・ル・カレ原作のスパイ物。前作 裏切りのサーカス に続き、アクションなしの地味なスパイ映画。
裏切りのサーカス に比べると、複雑さはかなり抑えめ。渋さは変らず。地味とは言え、ラストの30分は緊張感のある展開に引っ張られる。
フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作としては、まずまず

114.荒野はつらいよ
イケてない邦題が、本当にダメダメ。原題の「荒野での百万通りの死に方」でなければ、オチの良さが活きない。
前作、テッドに続き、セス・マクファーレン監督は下ネタ爆発。しかも小学生並み。
しかし、驚きの小ネタが、ちょこちょこ登場。シャーリーズ・セロンやリーアム・ニーソンなど俳優も良く満足度は高かった

115.グレースオブモナコ
ニコール・キッドマンが見所。作品としては、緊迫感の不足、展開の不味さが致命的

116.トム・アット・ザ・ファーム
カナダ出身の監督グザヴィエ・ドラン。主演務める。
解説もあらすじも何も読まず鑑賞。説明がないまま話しが進むという、非常に好きな展開。状況説明なく迎えるエンディングも良かった

117.ヘラクレス
神話ではなく、人間の戦い。単純なアクション映画として、そこそこ楽しめた。主演がドウェイン・ジョンソンなので、いつものように中身は薄い

118.小野寺の弟・小野寺の姉
予定調和の中、物語が進む。俳優も演出も良かった。空気を読めない及川光博が印象的

119.カムバック!
恋に燃える冴えない中年男性の奮闘記。お決まりの流れで、安心の展開。ゆるい気持ちで鑑賞出来る

120.ボーグマン
シッチェス映画祭グランプリ受賞作品。伝統あるファンタスティック系作品の映画祭だけあって、過去にはそうそうたる受賞作品が並ぶ。不条理サスペンス。作風は面白い。

121.モーガンブラザーズ
ブラックな笑いを味付けしたシュールなサスペンス作品。ホラー作品にありがちなシチュエーションながら、ひと捻りしているので、斬新な展開が楽しめる

122.エクスペンダブルズ3
シルベスター・スタローンは、映画作りが上手い。あれだけの俳優を出して、全員の見せ場を作り、キャラを立たせるのは見事。前作と同じ事を繰り返すだけでなく、往年のアクションスターと若手を絡ませ、次回作への期待を盛り上げている

123.ドラキュラ ZERO
ドラキュラの誕生を描き、ヴァンパイア作品としては斬新。でも内容は至って普通。次回作は、殆ど期待しない

124.マダムマロリーと魔法のスパイス
アンブリンエンターテイメントお得意の幸せになる映画。
原題は、The Hundred-Foot Journey。観終わってみると、原題の深みが感じられ、邦題が、ガッカリ。
監督はラッセ・ハルストレム。元々ヒューマンドラマが得意な人なので本領発揮といったところ。前々作のヒプノティストはイマイチだった。ベタベタのラブストーリーもパスだけど、この作品は良かった

125.イコライザー
1980年代のドラマのリメイク映画化。ご都合主義的な展開だが、強引に押し切ってしまう。細かいことを気にせず、クールなデンゼル・ワシントンを楽しむ作品

126.ニンフォマニアック vol.2
vol.1 に続き後半。自作アンチクライストのパロディーありで、遊び心はあるものの、前半の煽り程には弾けなかった。ラストは良くまとめたと思うが、トータル4時間は長過ぎ

127.ファンタスティックプラネット
ルネ・ラルーによって1973年に作られた伝説のカルトアニメーション。進撃の巨人も吹き飛ぶ衝撃。
色鉛筆と絵の具により着色された切り絵で作成されたというから驚く

128.ポストマンブルース
1997年製作、SABU監督の長編2作目。弾丸ランナーに続き、走る映画。可笑しな展開が続き、なかなかの感動ラスト

129.ザ・ゲスト
個人的に注目のアダム・ヴァンガード。長編デビュー以来、ビューティフル・ダイ、サプライズと変化球が続いたが、今回は正統派B級映画。とは言え、前半から後半への展開には見応えあり。ヴァンガードの次回作も楽しみ

130.サボタージュ
監督のデヴィッド・エア。前作エンドオブウォッチが、かなり良かった。本作は、バイオレンスアクションやらミステリーやらの要素てんこ盛り。欲張り過ぎな感じで、少々ぼやけ気味。サム・ワシントンは相変わらず地味で、シュワルツェネッガーの独壇場

131.デビルズ・ノット
1993年、アメリアのアーカンソー州で起こったウエスト・メンフィス3事件をベースにした作品。CBSドラマ、コールドケースでも取りげられている事件。コールドケースは、あくまでもフィクションとして描かれているためスッキリしたラストだったが、本作は後味が悪い。それもまた良し

132.嗤う分身
映像、音楽、世界観が抜群。昭和歌謡曲が流れたのに驚いた。「上を向いて歩こう」「ブルー・シャトウ」「雨の赤坂」「草原の輝き」「さよならのあとで」。不条理系の話しなので、楽しく鑑賞

133.ショートターム
良質なヒューマンドラマ。良く練られたストーリー。湿っぽさがなくて好感が持てる

135.インターステラ
クリストファー・ノーラン新作。本格派のハードSF。相変わらず凝った展開で、3時間退屈せずに過ごせる。いつものようにフィルムに拘った映像も効果的。スクリーンで観るべき作品。
ノーランは、映像、脚本など非常に素晴らしい作家だが、人の描き方に少々難があって、観客を突き放す傾向があると感じる。
しかし、インターステラは、本格派SFということもあり、良くマッチしていた

136.ランナーランナー
よくあるクライムサスペンス。突き抜けたものがなく、凡作に留まる。感情移入出来るキャラ設定がされていないので緊迫感に乏しい

137.ラスト・デイズ・オン・マーズ
SFスリラー。斬新さは余り感じられず、デジャブ感に溢れるが、これはこれで面白い。組み合わせの妙。監督のルアリー・ロビンソンはアイルランド出身の若手らしい。次回作に期待できる

138.オオカミは嘘をつく
イスラエル映画。拷問シーンはキツい。笑いを挟み、無駄なくテンポ良く進む。ラストは直接過ぎて残念だが、好きなタイプの作品。タランティーノが絶賛したらしい

139.刺さった男

スペイン監督、アレックス・デ・ラ・イグレシアの作品。シチュエーションスリラーになりそうなテーマを絶妙なバランスでまとめている。簡単にジャンル分けが出来ない変わった作品

140.スガラムディの魔女
刺さった男」のアレックス・デ・ラ・イグレシア監督が2013年に撮った作品。魔女の生態がテーマと思いきや、てんこ盛り状態で面白過ぎる。ラストシーンの、一見家族ドラマのような団欒の中にある不協和音は良かったと思う。ヒューマントラストシネマ渋谷でしか観られないなんて、勿体無い

141.ブラックハッカー
新たな手法を用いたシチュエーションスリラー。リアルタイムに時間が経過する。PCの画面やカメラを使って視点を制約することで、緊迫感を出そうとしているが、ちまちまとした感じがして驚きが足りない

142.気狂いピエロの決闘
スラガムディの魔女が面白かったので、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の過去作品を鑑賞。2010年ベネチア映画祭で銀獅子賞と脚本賞を受賞した怪作。バイオレンスシーン満載。登場人物全員の狂気が良い。リアルタイムで観る事が出来なかったのは残念

143.メビウス
キム・ギドクの新作。全編台詞なし。圧巻。ピエタに続き、本作も良い。痛いシーンが多いのもポイント

144.ホーリーモーターズ
レオス・カラックス監督、2012年の作品。難解な作風が多いとされるが、分かりやすく作られている。同時期に公開されたコズモポリスを連想させる

145.フューリー
デヴィッド・エアー監督の新作。エンドオブウォッチ、サボタージュとまずまず面白い作品が続いた。本作は見応えある戦争物。本物のタイガー戦車を使っている。プライベートライアンは戦争映画の中でも傑作だが、フューリーも負けず劣らず

146.サベージキラー
ただの復讐物かと思いきや、予想外の展開。スピード感溢れるストーリーで面白かった

147.マップ・トゥ・ザ・スターズ
クロネンバーグの新作。相変わらず、娯楽作品からは程遠い。ジュリアンムーアはカンヌで女優賞を取っただけあって、尖っているが、その他も、良い壊れっぷり

148.ザ・レイド GOKUDO
インドネシアアクション映画。格闘シーンは本当に素晴らしい。前作と比べるとストーリーのシンプルさがなくなり、緊張感が削がれた。同じ事を繰り返しても芸が無いので、進化と受け止めておく。殆ど登場していないものの、松田龍平は良かった

149.ゴーンガール
ご機嫌なデヴィッド・フィンチャー作品。宣伝の印象とは異なり、何でもありの一歩間違えるとコメディのような凄まじさ

150.毛皮のヴィーナス
ロマンポランスキーの新作。登場人物二人のみのワンシチュエーション。リアルタイムでストーリー進む。まるで舞台劇。テンポが良いので飽きずに観ることができる

151.おやすみなさいを言いたくて
上質な作品。家族やジャーナリズムの有り方などが盛り込まれている。過剰な演出がなく、含みのあるラストにも好感が持てる


152.NY心霊捜査官
2014年公開。サスペンスなのかと思いきや、由緒正しいオカルト映画。ジェリー・ブラッカイマー制作なので、捻りがあるかと思ったが、ストレートなエクソシスト物。もっとアクションを全面に押し出していたら、斬新だったかも

153.サンバ
移民問題を絡めて、静かに話しが進む。意表を突いて、まさかのラブストーリー。キャラクターもテーマも半端な印象

154.ベイマックス
マーベルコミックスというだけあって、スピード感やテンポが良い。面白いヒーロー物。マーベルお得意のエンドロール後の小ネタも良い。ただし、日本の宣伝は最悪。アナ雪を全面に押し出して、本来の作品とは異なる印象を与えている。台無し

155.宇宙人王(ワン)さんとの遭遇
2011年のイタリア映画。シチュエーションスリラーに近いSF作品。かなり面白い。かなり痛烈な社会風刺が込められている



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