moveis 2015

1.アノマリー
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。10分しか自分の意識を保てないという設定が面白い。映像も良い。しかし、緊迫感が足りないのが、惜しい

2.オキュラス
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。久々に見応えのあるホラー。展開も見事。低予算ながら、米国でかなりの興行成績だったらしい。流石、未体験ゾーン!

3.薄氷の殺人
ベルリン国際映画祭で金熊賞と銀熊賞を受賞。暗くジメジメした映像で、雰囲気は素晴らしい。唐突過ぎるストーリーともっさりした展開のため、クライムサスペンスとしては評価出来ない。しかし、ラストシーンは良い

4.シン・シティー 復讐の女神
前作に続き、世界観は好み。元々、映像だけで引っ張る作品。ストーリーが薄いとか細かい事は気にせず観ないと不完全燃焼

5.96時間/レクイエム
リーアム・ニーソンが相変わらずの無敵状態。1作目は及ばないが、巻き込まれ型のアクション映画としては安定

6.トラッシュ!
クライムサスペンスとして見応えあり。とは言え、この手の作品なので、お約束通りラストは一見ハッピーエンドながら、重いテーマで余韻が残る

7.インフェクション/感染
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。スリラーと宣伝されているが、のんびりとした進行なので、宣伝とはまるで違う方向の作品。複数のラブストーリーを描いた群像劇として観ると良い

8.コードネーム:プリンス
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。ブルース・ウィリス、ジョン・キューザックといった、ビッグネームを揃えたアクション作品。劣化した「96時間」といった感じ。主役のジェイソン・パトリックに華がないのは、ともかく、手抜きの脚本やアクションシーンが安っぽい

9.美しき獣
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。ヴァンパイア物。ヴァンパイアの描き方は古典的。クラシカルな雰囲気を持ちつつ、多少のひねりもあって、面白い。映像、音楽共にセンス良し

10.ジャッジ 裁かれる判事
ロバート・ダウニー・JR、ロバート・デュバル共演。ロバート・デュバルは本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。例によって、日本の宣伝が良くない。法定サスペンスを想像させるが、実際は全く異なる。家族の在り方を描いたヒューマンドラマ。良い意味で期待を裏切られた

11.6才の僕が、大人になるまで。
アカデミー賞主要部門全てにノミネート。2015年の目玉。12年間同じ俳優が演じ続けるという手間暇かかった作品。過剰な盛り上げなく、日常が過ぎていく。敢えて描きすぎず、行間を読ませる手法が良いので、長尺は気にならない

12.余命90分の男
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。故ロビン・ウィリアムズ主演。典型的なハートフルコメディー

13.コウノトリの道 心臓を運ぶ鳥 前編
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。ヤン・クーネン監督作品。ドーベルマンで強烈な印象を残しているが、その後あまり聞くことがなかった。本作における独自の映像表現が良い。前編は謎が提示されっ放しのまま、後編へ続く。後編を楽しみにするとしよう

14.シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア
軽いノリのコメディー映画。POV方式によって、ヴァンパイアをフレンドリーに感じさせている。ヴァンパイアの描き方も目新しさがあって良かった

15.おみおくりの作法
ある意味衝撃のラストシーン。90分という時間の全てがラストシーンのために存在している。過剰に間を持たせ、ゆったりとした展開が活きている

16.特捜部Q 檻の中の女
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。世界的に人気のミステリー小説「特捜部Qシリーズ」。原作付きなので、まずまずの面白さ。シリーズ化されるかも

17.ランダム 存在の確率
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。面白い。インターステラとは一味違うSF作品に仕上がっている

18.コウノトリの道 心臓を運ぶ鳥 後編
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。混沌とした映像は加速し、観客はそっちのけの様相を呈する。ミステリー部分よりは、映像を楽しむ作品

19.ロスト・フロア
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。意外性もなく、ちまちまと進むストーリー。2時間ドラマだった

20.激戦 ハート・オブ・ファイト
香港映画。総合格闘技をテーマにした格闘物。何から何までベタベタだが、狙い通りの熱さで爽快

21.スパイレジェンド
ピアーズ・ブロスナンのスパイアクション。ブロスナン時代の007を思い起こさせる。スパイ物の王道的な運び。シリーズ化されるらしい

22.アフリクテッド
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。デレク・リーとクリス・ブラウズ長編デビュー作。POV形式のヴァンパイア物。この手のタイプとしてはオーソドックスな仕上がり。ラストのまとめ方は面白い

23.さよなら歌舞伎町
ラブホテルを舞台にした群像劇。無理矢理感はさておき、予想外に面白かった。前田敦子の存在感は薄いものの邪魔にはならない

24.rec4
シリーズ1作目、2作目の監督、ジャウマ・バラゲロが監督。POVという手法は捨て去り、直球勝負。スケール感が広がり、正統派のホラー映画として楽しめる。もし、ジャウマ・バラゲロが5作目を作るのであれば観てみたい

25.エクソダス
リドリー・スコット新作。旧約聖書の出エジプト記がベース。過去には有名な十戒もあり、何かと比較されると思う。映像は流石に迫力。それぞれのエピソードはとりあえず根拠があり、リアリティーを持たせている。神の仕業か否かは観る側にお任せ。
それはさておき、プロメテウス2とブレードランナー2 早く仕上げてもらいたい

26.ワイルドカード
ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画。人物設定もアクションも良い。尺は短いものの、ダラダラした展開が気になる

27.ドラフトデイ
ケビン・コスナーはまり役。NFLのドラフトが行われる一日を描く。心理戦、頭脳戦。見応えあり

28.13の選択
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。タイ映画レベル・サーティーンのリメイク。元々良く出来たプロットなので面白い。オリジナルにあったエグいシーンは見直され、洗練された感じ。珍しく後味は良い

29.ミュータントタートルズ
マイケル・ベイお得意のスピート感溢れる映像。まさに映画館向けの作品。気楽に鑑賞出来る

30.DEBUG
「未体験ゾーンの映画たち2015」渋谷ヒューマントラストシネマ。密室系のシチュエーションスリラー。低予算なりの映像だが、少々ゴアな表現があったり、色々頑張っている。サイバー空間と現実世界との2重構造を上手く表現してくれたら良かった

31.ビッグアイズ
エド・ウッド以来、ティム・バートンにとっては久々の伝記映画。バートンらしさが随所に表れている。主役のクリストフ・ヴァルツが圧巻

32.ブルーリベンジ
最近は、こういった作品はウケが良いのかもしれない。適度なバイオレンス、説明がない、一見リアル、どんよりなラスト。本作も、何も語らないままストーリーが進むため、途中まで主人公の行動理由が分からない。実際、面白いと思うし、好きなタイプの作品だ

33.フォックスキャッチャー
カンヌで監督賞を受賞した硬派な作品。終始緊張感が張り詰めたサスペンス映画。マーク・シュルツは、かのヒクソン・グレイシーにレスリングを指導したことがあるらしい

34.アメリカンスナイパー
流石のイーストウッド。重厚で上質な作品。テーマがテーマだけに、米国寄りの内容なのは仕方ない。音楽は最小限に抑えられている。エンドロールで流れるモリコーネの曲が実に効果的

35.女神は二度微笑む
歌も踊りもないインドのサスペンス映画。ハリウッドリメイク権も獲得されたようだ。なかなかの力作で面白い

アカデミー賞 2015
作品賞と監督賞はバードマン。
6才〜は、凄く手間がかかっているが、それだけの作品。主要部門無冠なのは納得。
アメリカンスナイパーは作品賞向きだし、イーストウッドがノミネートされている以上、作品賞が確実と思ったが主要部門無冠。イーストウッドを手ぶらで帰しちゃったねー。
グランドブタペストホテルはアート作品としては、とても良いけど、作品賞向きのテーマじゃないので仕方がない。
6才〜は、凄く手間がかかっているが、それだけの作品。主要部門無冠なのは納得。
アメリカンスナイパーは作品賞向きだし、イーストウッドがノミネートされている以上、作品賞が確実と思ったが主要部門無冠。イーストウッドを手ぶらで帰しちゃったねー。
グランドブタペストホテルはアート作品としては、とても良いけど、作品賞向きのテーマじゃないので仕方がない。
長編アニメーションのベイマックス、美術賞のグランドブタペストホテル、視覚効果賞のインターステラー、音響効果賞のアメリカンスナイパー、助演女優賞のアークエットは妥当。
特にアメリカンスナイパーは、音楽を殆ど流さず、カイルが聞いた音を前面に押し出しているのが印象的だった。

36.プリディスティネーション
スピエリック兄弟3作目の作品。タイムパラドックス物。ストーリーは壮大だが、全体的に舞台は地味目。派手さがないが、無理なく楽しめた

37.アナベル
死霊館のスピンオフ。基本的に脅かし系。一番良いシーンをCMに使っちゃってるのが残念。所詮それだけの作品と言えるかもしれないが

38.君が生きた証
ウィリアム・H・メイシーの初監督。音楽と脚本の完成度が高く面白い。事前知識なしでないと面白さ半減。なかなかの衝撃

39.イントゥーザウッズ
ディズニー作品には思い入れがなく、ミュージカルが嫌いな自分が、この作品のあまりの低評価を確認するため鑑賞。
そこそこダークで予定調和のない展開は面白い。ミュージカルが大好き、ディズニー作品が大好きな人にとっては、最悪の作品なのだと感じる。
ジョニー・デップをこの作品に登場させた拘りは評価したい

40.ジュピター
ウォシャウスキーの新作。映像はそこそこ。ストーリーは薄い。脚本が酷い

41.博士彼女のセオリー
圧巻のレッドメイン。ジュピターと比べるとレッドメインを活かし切っている。
最近、存命中の人物を描く作品が多い。フォックスキャッチャー、アメリカンスナイパー、ビッグアイズ。この作品は、ホーキング博士が見て涙したという

42.マッドガンズ
水不足に苦しむ近未来の話し。近未来という設定は、それ程重要ではなく、テーマは少年の成長していく過程。こういう作品を公開してくれるヒューマントラストシネマはありがたい

43.イミテーションゲーム
カンバーバッチの存在感。脚色されているとはいえ、まるでフィクションのようなストーリーには引き込まれる

44.間奏曲はパリで
恵比寿ガーデンシネマのオープニング。軽い笑いが続く小気味よい作品。主演のイザベル・ユペールの明るさが良い

45.ミッシングデイ
ストレートなサスペンス作品。正体不明の役を演ずるジョンキューザックがはまり役。作品が締まる

46.シェフ 三ツ星フードトラック始めました
外さない展開。ジョン・ファブローの頑張りも良いし、何より、俳優陣もダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJR. 、スカーレット・ヨハンソンと華がある

47.バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
2015年アカデミー作品賞、監督賞など主要部門を受賞。業界内の自虐ネタと言ってしまえばそれまでだが、視点を持てば面白い作品。撮影賞を受賞しただけあって、ほぼワンカットに見える撮影は見事。ドラム中心の音楽も良い。
ラスト直前での唐突なワンカット進行の遮り、及びそれから繋がるラストシーンをどう解釈するのかで評価が分かれそう

48.インヒアレント・ヴァイス
流石、ポール・トーマス・アンダーソン監督。原作者トマス・ピンチョンの作品は未読だが、とにかく情報量が多い。気だるい雰囲気が映像と音楽にマッチ。これまた評価がはっきり分かれそうな作品

49.カイト
日本のアニメーションの実写化。タラティーノ始め海外にはファンが多いらしいが、実写化は成功とはいかなかった。そう酷くもないが、見所もない

50.デュラン・デュラン:アンステージド
デュラン・デュランのライブをリンチが映像化。リンチ色は薄いが、デュラン・デュランのファンには評判が悪いようだ。新宿TOHOシネマズ。劇場も音響も良く、心地良く鑑賞

51.セッション
圧巻の展開。テラーとシモンズの2人の狂人っぷりも凄いし、脚本も素晴らしい

52.ザ・トライブ
ウクライナの監督ミロスラブ・スラボシュピツキーの一作目。音楽なし、台詞なし。長回しのカットで圧倒

53.龍三と七人の子分たち
北野武監督の最新作。エンターテイメント色が強くテンポも良いが、ベタ過ぎて、自分には合わなかった。しかし、省略と詳細の妙は相変わらずで、部分部分では面白いと感じる

54.ワイルド・スピード SKY MISSION
ジェームズ・ワンがワイルドスピードシリーズの監督をするということでちょっと驚いた。連続で畳み掛けるアクションは見応えあり。ご都合主義を吹き飛ばす。主役は間違いなくジェイソン・ステイサム。最後の最後まで、いつものジェイソンだが、悪役ということで、ちょっと新鮮。ラストはポール・ウォーカーへの追悼。泣かせる

55.マミー
グザヴィエ・ドラン監督。前作トムアットザファームが面白かったので今回も鑑賞。ADHD をテーマにした作品。緊張感が持続する。映像もスクウェア(1対1)という画面を基本としているが、ところどころ通常サイズに変化する。その繋ぎが自然で見事

56.名探偵コナン 業火の向日葵
スクリーンが大きいため、スケール感を感じることができる、お約束のストーリー。小五郎は眠らず、ほぼ出番なし

57.映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃
安定の長寿アニメ。つまらない作品を観るより、ずっと面白い

58.ラストリベンジ
地味でパッとしない邦題だが、作品もパッとしない。最近のニコラス・ケイジもパッとしない

59.ホーンズ
アレクサンドル・アジャ監督作品。スピード感に乏しい緩やかなホラー。ミステリー要素もバレバレの伏線意外性無し

60.フォーカス
最近停滞気味のウィル・スミス。今回も精彩なし。どんでん返しを狙うものの、こじんまりとめて、爽快感なし。本物の piaget が登場したのかが気になった

61.ラン・オールナイト
リーアム・ニーソンのアクション作品。いつもの最強オヤジ炸裂

62.マジック・イン・ムーンライト
ウッディ・アレンの新作。軽いノリのラブコメディ。ゆるく鑑賞

63.シグナル
単なるトンデモ系になりそうなところを力技で踏み止まる。緊張感が最後まで継続。観終わった後の満足度は結構高い

64.小さな世界はワンダーランド
BBC制作の第四作目。今までの作品とは異なりストーリー仕立てで、ドキドキ感がある。映像は素晴らしい

65.百日紅
Production I.G. の作画は良い。小さな小話を繋げているので、全体的な盛り上がりに欠ける

66.真夜中のゆりかご
デンマークの女性監督スサンネ・ビア。毎回評価が高いようだが、本作も素晴らしい。サスペンスタッチの展開は見応えがあり、ラストのエピソードも良い

67.チャッピー
ニール・ブロムカンプの新作。テーマは第9地区と同じ。相変わらずの映像は好み。
描写やストーリーの甘さが気になる。ロボコップにインスパイアされているのは明らかだが、上手くまとめている。ギャング達には最後まで感情移入できなかった

68.ゼロの未来
テリー・ギリアムの新作。世界観やヴィジュアルは心地良い。核がないように感じるため、全体的に薄い印象

69.メイズランナー
3部作一作目。所詮はライトノベルのノリだが、お金がかかっている分、見応えある。テンポが良いので飽きることない

70.ネスト
お気に入りの監督アレックス・デ・ラ・イグレシア製作。スペインのスリラー。まあまあ凄い描写で笑いが起こるほど

71.新宿スワン
園子温じゃなくても良いじゃないかと思う中庸な作品。そこそこ面白いが、これといった見所もなく終わった

72.誘拐の掟
今回のリーアム・ニーソンは最強オヤジではなく、ハードボイルド。長きに渡るミステリー作品、マット・スカダー シリーズの映画化。原作の世界観が表現されているかは不明だが、リーアム・ニーソンは作品にマッチしている

73.リピーテッド
シチュエーションは面白い。ニコール・キッドマン、コリン・ファース等俳優陣が良い。上映時間が短いためダレることなく進む

74.アイズ
アイドル主演作品とはいえ、絶賛とまではいかないが、丁寧に作られている。呪怨的チープさは否めない。原作が鈴木光司ということで、ベースがしっかりしている分救われている

75.ロストリバー
俳優として注目を集めているライアン・ゴズリングの初回監督作品。空気感はニコラス・ウェンディング・レフン監督のドライブのようで、結構心地良い。適度に盛り込まれた痛いシーンもバッチリ

76.トゥモローランド
古臭い未来の世界観はパロディーということで納得するとして、説教臭いのは頂けない。前半に散りばめた謎のおかげで、なんとか2時間持った

77.イニシエーションラブ
堤幸彦監督がギミックの効いた原作を映像化した作品。原作は未読だが、原作を読んだ人には概ね好評。映像化に成功したようだ。ただし、説明し過ぎが残念。こんなに丁寧な説明は重すぎて爽快感がなくなる。伏線が、見事なくらい大胆

78.靴職人と魔法のミシン
一応、ファンタジーコメディーの体裁を取っている。ステレオタイプのほのぼのコメディーの枠組みを逸脱している部分があり、賛否はあると思うが、それはそれで良い。ただ、各エピソードがダラダラと続き、締りがない

79.ハイネケン誘拐の代償
クライムサスペンスに分類されるのだろう。アンソニー・ホプキンスが登場すると画が引き締まる。テーマは明確だが、サスペンスの要素が少ない

80.画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密
印象派の女流画家ベルト・モリゾを扱った作品。地味な作品ということもあり、観客は少なめ。マネとの関係も興味深く描かれていた

81.アナーキー
シェイクスピアの戯曲、シンベリンの映画化。上演されることが稀で、映画化が初めてという地味な作品。確かにデジャブ満載のストーリー。あまり良い出来ではないらしい。舞台は現代に置き換えられており、テンポも良いが、台詞回しは古めかしい。色々とアレンジが必要だったのではないかと思う

82.攻殻機動隊 新劇場版
ファイヤースターターのエピソード。ARISEシリーズの延長でアクション重視。スピード感は楽しめる。エンドロール後の素子の顔は初期作品に近いので、その後の9課に繋がることを示している

83.コングレス未来学会議
イスラエルのアリ・フォルマン監督作品。実写と手描きアニメーションが融合。シュールな世界に圧倒される

84.雪の轍
トルコの監督ヌリ・ビルゲ・ジェイラン。カンヌでパルムドールを受賞した作品。割りとメリハリもあり苦痛とは感じなかったが、196分の会話劇はやっぱり長い

85.悪党に粛清を
デンマークの俳優マッツ・ミケルセン主演の正統派西部劇。コントラストの効いた映像が、主役の渋さとマッチして非常に良い

86.マッドマックス 怒りのデス・ロード
ジョージ・ミラー監督、素晴らしいの一言。ハイテンションなマッドマックスの世界観。旬な俳優、トム・ハーディーもハマっていた。ギター男が面白過ぎる

87.ラブ&ピース
園子温監督の最新作。最近、乱作気味でクオリティが心配なところ。途中やっちゃった感が漂うが、ファンタジー映画として捉えておく。劇中に使用される曲は園子温自身のもの。キャッチーで耳に残る。ラストシーンが抜群に良く、エンドロールが心地良い

88.チャイルド44 森に消えた子供たち
旬な俳優トムハーディー主演。ゲイリー・オールドマン出演。リドリー・スコット製作。原作は名作ときたら、もう売れるはず、、が興行成績振るわず、大コケ。昔のソ連は過酷だったんだなーと分かるが、ミステリーの緊張感が薄い

89.オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
一味違うトムハーディー。90分間、トムハーディーしか登場せず、舞台も車の中だけ。ストーリーは単純。無駄を削ぎ落とした脚本と演出は見事。ストレスが溜まりまくる状況を楽しめる

90.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
前作に続き上手い。全てのキャラクターに見せ場を与えつつ、作品として統一されているのは流石。ガチャガチャしたアクションシーンは最近の流行り

91.チャップリンからの贈りもの
実話ベース。まるでファンタジー。テンポが悪いものの、無駄な説明を省いており、ぎりぎりノれる。ラストを上手くまとめているため、満足度は上がる

92.Mr.タスク
セイウチ人間という悪趣味な作品。意外と真面目にきちんと作られている。大人になったハーレイ・ジョエル・オスメンを久しぶりに見た。それより、ジョニー・デップの出演には驚く。しかも娘との初共演。こんな作品良いのかと唖然とする

93.パージ
2013年の作品がやっと日本で公開された。間近に迫った続編のためだろう。この続編は評判が良いらしい。
さて、1作目の本作。監督のジェーズ・デモナコはアサルト13の脚本家。まんま要塞警察の世界観。更に、パラノーマル・アクティビティのジェイソン・ブラム製作により、その手の映像が展開される。こういう作品に対して、ツッコミどころが〜という野暮な感想は不要。単純に楽しい

94.リアル鬼ごっこ
園子温監督大暴れ。TOKYO TRIBE、新宿スワン、ラブアンドピースと残念な作品が続いたが、これは素晴らしい。まさにシュールな世界。安直な斎藤工の起用も最強

95.人生スイッチ
アルゼンチンのショートムービー。ブラックな話しが繰り出される。前半のシンプルな話しはテンポも良く面白い。後半のストーリーはひねり過ぎてテンポが悪いものの、全体としてはまとまっている

96.パージ:アナーキー
前作パージに続きジェーズ・デモナコ監督。前作から大きく進化した傑作。全盛期のジョン・カーペンターを彷彿させる。続編が楽しみだ。

97.ターミネーター:新起動 ジェニシス
リブート成功。1,2作目を踏まえた上で、グレードアップ。アーノルド・シュワルツェネッガーの為の作品。1,2作目を観た人には拍手喝采。駄作と言われた3、4作目は、もはや無かった事になっているようだ。イ・ビョンホンが存在感を示していると思いきや、ちょい役

98.ジュラシックワールド
お決まりのストーリーで驚きはないが、安定の映像と展開。前作ジュラシックパークの登場人物やら、小物等を発見出来るような小ネタが作り込まれている

99.ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
キャラクターのバランスが最高。これぞスパイ映画。資本のせいで、少々、中国風のムードが漂うが、それには目をつむる。シリーズ物でも、近年の007とは全く異なる方向性

100.さよなら、人類
スウェーデンの監督、ロイ・アンダーソン。短いシーケンスを繋ぎ合わせている。固定カメラで撮影された映像はシュールレアリスムの絵画のよう

101.ナイトクローラー
ジェイク・ギレンホール主役の怪作。非の打ち所のない悪が清々しい。ラストまで見事に緊張感が続く

102.ムカデ人間3
このシリーズは2で頂点を迎え、本作で失速。セルフパロディに走った大変残念な作品。キャラクターも残念。ムカデ人間が完成する過程も薄い。前作で見せた斬新さはなく、無駄なエピソードを繰り返すに過ぎない

103.テッド2
前作に続き、小ネタ、下ネタに満ちている。元ネタの理解が必要で若干ハードル高め。映画ネタも多く結構笑った。奴隷制度に関する重いテーマを、こういう作品に乗っけてしまう監督セス・マクファーレンに感心

104.ABC・オブ・デス2
26人の監督による短編作品。1より全体のクウォリティは高い。日本の監督が2人参加。梅沢監督作品には黒沢あすかさんが出演している。実は園子温監督が参加する予定だったが、完成した作品を観たプロデューサーに受け入れられず、落とされた。エンドロール後のサプライズにムカデ人間登場

105.ブラックシー
潜水艦モノの中でも、襲ってくる敵がいないという点で異色な展開。潜水艦特有の密室で高まる緊張感は良い

106.みんな!エスパーだよ!
テレビドラマに引き続き、園子温が監督。相変わらずの低迷。このような作品ばかりでは、ABC・オブ・デス2の不採用も頷ける

107.クーデター
突然、理由も分からず襲われる系のパニックムービー。この手の作品は緊張感の持続が肝。お約束のご都合主義な展開もあり、楽しく鑑賞。怪しさプンプンのピアーズ・ブロスナンが良い

108.ヴィンセントが教えてくれたこと
米国で4館上映から2500館に拡大したという驚異のヒット作。老人と子供が出逢い、それぞれ成長するというありがちなストーリーだが、泣かせることにかけては鉄板。ビル・マーレイとナオミ・ワッツが良い

109.ピエロがお前を嘲笑う
ハリウッドリメイクも決まっているドイツ映画。この手の作品は宣伝で煽りまくるが、逆効果。案の定、衝撃のラストはないものの、展開が早いので爽快。オープニングの映像が良い

110.キングスマン
監督のマシュー・ボーンが素晴らしい。キックアス程のぶっ飛び感はないが、アクションや映像のバランス絶妙

111.ピクセル
いつものように、アダムサンドラーが安定の活躍。レトロなゲームキャラクターが新しい映像で動くのが単純に楽しい。深いものを求めてはいけない

112.カルフォルニアダウン
ドウェインジョンソン主役のディザスタームービー。東日本大震災を研究したと言われるだけあって映像の迫力が凄い。テーマとストーリーは、なんの捻りもない直球。こういう作品はそれで良い。ドウェインジョンソンがはめていた時計はパネライだったが、パネライはディザスタームービーに似合う

113.天空の蜂
邦画特有の湿っぽさが拭えない。説明し過ぎて、テンポが悪く、全体的に重い。映像のみで語ってもらいたいところ。しかし、マイナス要素はあるものの、原作を損なわず、上手くまとめているようだ。東日本大震災を経た今だからこそ、こういう作品が作られるのだと思う

114.ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女
イライジャ・ウッド総指揮。映画祭では高評価を受けたらしい。モノクロームの画面に気だるさが漂い、架空の街の閉塞感が表現されている

115.アントマン
安定のマーベルコミックス。アベンジャーズとの世界観を完全に共有し、今後の展開が楽しみ。アイアンマンとハルクがリタイアしているので、ニューキャラクター投入は必然的

116.ウォーリアー
何故か日本未公開のまま、DVDスルーされた傑作。格闘技をテーマにした作品の中でも、ナンバーワン。ありきたりだが、グラップラー vs. ストライカーという構図は盛り上がる。出演しているトム・ハーディーもニック・ノルティーも文句なし。バトルシーンは臨場感あるし、脚本も良い。ラストシーンは最高。

117.Dearダニー 君へのうた
リアリティーに乏しく、ファンタジーっぽさが漂うが、アル・パチーノの安定感は間違いない。ステレオタイプなロックスターも狙い通りといったところか。ラストシーンが秀逸

118.クラウン
予告編のみのフェイクムービーから誕生したイーライ・ロス製作の低予算ホラー。久々に突き抜け感のあるB級作品を堪能。悪趣味だが面白い。監督のジョン・ワッツは、新スパイダーマンの監督に決定しており、今後が楽しみ。そもそも、旧シリーズのスパイダーマンは伝説のスプラッタームービー「死霊のはらわた」を監督したサム・ライミの作品。スパイダーマンとホラーの関係は深い

119.ハッピーボイスキラー
サイコが大活躍。生首が登場し、なかなか凄惨な出来事が続くが、明るくテンポの良い表現でポップな作品。不思議な世界観

120.ドローン・オブ・ウォー
アンドリュー・ニコルズの新作。原題は good kill。邦題でドローンと言ってしまうセンスのなさはさておき、新しい戦争映画。前作のホストよりかなり面白い

121.ターボキッド
まさにB級。それ以上でもそれ以下でもないチープさ。分厚いノスタルジックなシンセの音楽が鳴り続く。時間も短く、血みどろな映像で頑張っているため、ノリで鑑賞

122.ファンタスティック・フォー
マーベルコミックスのリブート作品。リブートした意味が全くわからない。監督はクロクルを録ったジョシュ・トランク。導入部分ではクロニクルっぽいダークな雰囲気が出ている。しかし、脳天気な前シリーズの方が面白かったのでは

123.アメリカン・ドリーマー 理想の代償
原題の「A Most Violent Year」は、犯罪は多発していた1981年のニューヨークの事らしい。緊迫感が継続し、見応えのある作品

124.ザ・リディーマー
珍しいチリ映画。ABCオブデスの監督の一人、エルネスト・ディアス=エスピノーサの作品。ご都合主義も何のその、アクションのみで突き通す

125.野火
塚本晋也監督の新作。TOKYO FIST や 双生児 GEMINI が好きな自分としては、最近随分ぬるくなったと感じていたが、これは凄い。リアリティを求める作品ではないし、反戦というテーマに囚われてもいない。ただ塚本ワールドを体感
再鑑賞。塚本晋也監督の生トーク付。何度観ても素晴らしい

126.マイ・インターン
口当たりの良い予定調和でハッピーな結末。ロバート・デ・ニーロの存在感に尽きる

127.ジョン・ウィック
キアヌ・リーヴス久々のヒット作。シリーズ化も決定。ストーリーが弱過ぎるが、アクションでカバー。ガンアクションと格闘技が上手くブレンドされてスピード感のある肉弾戦が繰り広げられる。クールなアクション映画となっている

128.サバイバー
ミラ・ジョヴォヴィッチとピアース・ブロスナンが出演するサスペンションアクション。相変わらずミラ強すぎ

129.白い沈黙
アトム・エゴヤン監督の新作。前作デビルズノット同様、犯罪がテーマ。地味な展開だが、サスペンスタッチで緊張感が継続する。よくあることだが、予告編を見た後で本編を観ると、印象が異なるので戸惑う

130.マーシュランド
スペイン映画。ミステリーと紹介されているが、サスペンスが適切。終始、暗くジメジメしたまさに湿地帯のような重い展開。どんよりしたままエンドを迎える

131.ババドック
面白いホラー作品。現実と妄想の間で、母親の追い詰められていく展開が秀逸。過激な表現がなく、恐怖の元凶とされるババドックも殆ど登場しない。サイコスリラー的な印象。監督が女性のため、母子家庭の描き方が女性視点。母親も子供も普通ではないので、何とも言えない息苦しさは不気味。単純に育児ノイローゼだと片付けてしまえるような、微妙な表現がかえって良かったように感じた

132.ヴィジット
未だに「シックスセンス」と枕詞が付きまとうシャマランの新作。今更POV?と思ったが、シャマランの演出の不味さが消されて、かえってて良かった気がする。お祖父さんもお祖母ちゃんもナイス。ただし、日本の配給会社の宣伝はかなり酷い。3つの約束は存在していないし、かなりストレートなスリラーなのでトリックなどないのに、騙しを煽り過ぎ

133.トランスポーター イグニッション
主役がジェイソン・ステイサムから、エド・スクラインに若返った。基本的にやっている事は変わらないので、アクションが続く。車はアウディ、時計はオメガな映画。父親との掛け合いは良い

134.ハイエナ
47回シッチェス映画祭で最優秀スリラー映画賞を受賞。多少のバイオレンスシーンがあるものの、静かに淡々と進む。ラストシーンの切り方が斬新

135.恐怖の白魔人
シッチェス映画祭コレクションの一本。監督はジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ。屋敷女、リヴィッドに続き、突き抜けたフレンチホラー。悪魔のいけにえ+スタンド・バイ・ミーへのオマージュを感じるが、それだけにとどまらない。何を狙ったのか、邦題の酷さには驚く

136.エール!
脚本が良い。何よりテーマ曲である青春の翼の使いどころが素晴らしく、ここしかないという絶妙なタイミング。軽いタッチながらきちんと泣かせる作品。ベタベタにならないところが良いのだが、邦画に慣れ親しんだ人には物足りなさを感じるかも

137.悪魔のいけにえ
日本公開から40年を迎えて、4Kスキャニングリマスターによる限定公開。音響も素晴らしく、劇場の臨場感が楽しめる。スラッシャーホラーの金字塔として、不快感マックスの映像。トビー・フーパーのデビュー作にして最高傑作

138.裁かれるは善人のみ
映像も荒涼として寒々しいが、内容も救いながなく痛々しい。フィリップ・グラスの音楽が非常にマッチしていた

139.暗殺の森
ベルトリッチ監督の代表作。デジタルリマスター版で劇場鑑賞。体制に流される主人公をそこそこ前衛的な映像で描く。しかし、圧倒的に畳み掛けるものがなく、物足りなさを感じる

140.ミケランジェロプロジェクト
ジョージ・クルーニー監督、主演。出演者も良く、軽めなタッチで話しが進む。無難な仕上がり

141.エベレスト
多くの遭難者を出す過酷な世界を描いた映像は素晴らしい。ただし、2Dで充分な気がする。登場人物が多いので、人物の描き方は少々希薄。日本人の登山家難波康子さんが登場しており、日本の国旗が頂上に立つシーンは高揚感が高まる

142.ブロンソン
これまで日本では劇場公開されずDVDスルーされた作品。めでたくカリテで限定公開された。ニコラス・ウィンディング・レフン監督、トム・ハーディー主演、2008年の怪作。レフンの独特な映像と、肉体派のトムが強烈

143.ムーン・ウォーカーズ
ブラックコメディー。程良いバイオレンスとレトロでサイケな映像も良く、テンポも軽快

144.コードネームU.N.C.L.E
1960年代のテレビドラマ ナポレオンソロの映画化。ガイ・リッチーっぽい映像なのだが、シャーロック・ホームズの様な軽快さがない

145.スター・ウォーズ エピソード1〜3
ファントム・メナス
クローンの攻撃
シスの復讐
スター・ウォーズ エピソード7の公開近づく中で、エピソード1〜3を復習。スター・ウォーズは、あまり好みではないものの、唯一気に入っているのは、エピソード3の暗い展開

146.ラストナイツ
アンチ紀里谷が多いためかイマイチ評価が悪い作品。ベースは忠臣蔵なので、意外性はないが、クライブ・オーウェン、モーガン・フリーマン、伊原剛志などは印象的だったし、殺陣も良かった。2時間の作品という制約から掘り下げる人物を絞ったのは仕方ないところ。ラストの処理は悪くない

147.ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲
ハンガリーの作品。カンヌで評判になったようだ。ホワイト・ゴッドというタイトルからも想像できるように、聖書の出エジプト記を示唆したストーリー。動物パニック物ではなく、暗いファンタジー作品の様な印象

148.Re:LIFE~リライフ~
監督のマーク・ローレンスはラブコメ作品一筋。ヒュー・グラントの安定のダメ男っぷりは予想を裏切らない。が、それだけ

150.黄金のアデーレ 名画の帰還
主演は勢いのあるライアン・レイノルズ。ハッピーヴォイスキラー、白い沈黙と日本公開が続いた。スピーディな展開。ナチスに奪われた美術品を取り返すという内容は、ミケランジェロプロジェクトと同じだが、数段出来が良い

151.388
ヴィンチェンゾ・ナタリ製作総指揮による2011年の作品。POV形式の不条理スリラー。捻りのない不条理スリラーのため、救いがない。単純にシチュエーションを楽しむ分には面白い

152.コンテンダー
ニコラス・ケイジ主演の地味な作品。ポリティカルサスペンス風に宣伝されてるが、全く異なる。政治家の成長の物語

153.グリーンインフェルノ
R18。イーライ・ロスお得意の血みどろホラー。1981年の映画、食人族にインスパイアされた作品。ストーリーがしっかりとしているので楽しめる

154.スペクター
ダニエル・クレイグ最後の007。シリーズを締めくくるストーリーとなっている。行き当たりばったりなストーリー展開も、大目に見ておく。前作、スカイフォールと比べると往年のボンド風な味付けが多少見られる

155.サクラメント 死の楽園
1978年の起きたカルト教団、人民寺院による集団自殺をベースに、物凄い勢いでスケールダウンさせた作品。血みどろホラーでお馴染みイーライ・ロス脚本。導入部の退屈な展開とPOVの雑な映像で相当がっかり。同じカルトを描いたザ・マスターと比べるべくもない

156.大統領と小さな孫
孫とお祖父さんのロードムービーながら、少々重めな社会派ドラマ。ラストの選択を迫られる

157.クリード
ロッキーのライバルであるアポロの息子、アドニスの物語。程良いロッキーへのオマージュ。ファイトシーンは迫力。続編はクウォリティが落ちないことを願う

158.マイ・ファニー・レディ
ピーター・ボグダノビッチ監督、オーウェンウィルソン主演のコメディ。人が入り混じって混迷する群像劇。脚本が上手く楽しめる

159.リザとキツネと恋する死者たち
馴染みのないハンガリーの作品。ツボにハマる面白さ。最高。昭和の歌謡曲風な音楽が流れ続ける

160.完全なるチェックメイト
日本にも滞在していたことがある、実在のチェス王者ボビー・フィッシャーの話し。チェスの対局シーンはオマケ的な扱い。精神を病んでいくエピソードがメイン。爽快感はない

161.スター・ウォーズ フォースの覚醒
ジェダイ vs. 暗黒面の戦いが続く。最終シークエンスということで、過去のエピソードを回収しつつ新たな展開。懐かしい顔も登場し盛り上がる

162.素晴らしき哉、人生!
1946年、フランク・キャプラの名作。バックトゥーザフューチャーにも多大な影響を与えたと言われる。前半の展開が遅い。ラストを含め古き良きハリウッド映画

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