1.バリー・シール アメリカをはめた男
予告では、あたかもコメディーのような描かれ方しているが、コメディーではない。ダグ・リーマン監督らしさもあり結構ハード
2.キングスマン:ゴールデン・サークル
前作の衝撃は期待出来ないが、序盤からテンション高めなアクションが続く。新しい要素も加わり、続編としては、まずまずの成功
3.ジャコメッティ 最後の肖像
スイスの彫刻家、アルベルト・ジャコメッティと肖像画のモデルとなったジェームズ・ロードとの数日間。繰り返される悪夢はある種のホラー
4.wonder(原題)
顔に障害を持つ少年の話し。少年だけでなく、家族、友人が成長する姿を描く。暗さを感じさせない。観終わった後の余韻が良い
5.三度目の殺人
観客に委ねる作品。タイトルの意味、ラストの一言、映像。非常に好み。ありきたりの告白タイムががないので、2時間ドラマを期待している観客に応えることは出来ない
6.ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!
流石のリュック・ベッソン。安心のエンターテイメント作品
7.デトロイト
暗く救いのない話し。こういった作品が作られる懐の広さは良い
8.祈りの幕が下りる時
TVドラマから続く新参者シリーズの完結。長い告白タイムは、TVドラマを見慣れた人達に好まれるに違いない
9.ジオストーム
ディザスター物かと思いきや、ポリティカルスリラーっぽいアクション作品。アルマゲドンにならず一安心
10.ザ・リング/リバース
ハリウッド版リング3作目。オリジナルのストーリーとかけ離れているが、基本的な流れは変わらない。目新しさはない
11.SPY スパイ
笑った
12.幸せの隠れ場所
2009年公開。サンドラ・ブロックを全面に押し出した作品
13.SUBURBICON(原題)
ジョージ・クルーニー監督作。脚本にはコーエン兄弟が参加しており、犯罪者の想定とは異なる方向へ進んでいく展開は相変わらず。ごった煮状態なのが残念
14.・デヴィッド・リンチ アートライフ
ドキュメンタリー作品。生い立ちから、イレイザーヘッドまでを、リンチ監督自身が語る。リンチファン向けの内容。リンチ作品の原点にして、最高傑作であるイレイザーヘッドの誕生過程が興味深い
15.セリーナ 炎の女
スサンネ・ビア監督の新作。前作までのキレがないのが残念
16.スリー・ビルボード
カテゴライズが難しい作品。よく練られた脚本。先が読めない展開。予想外のエンディング。面白い
17.悪女/AKUJO
圧巻のアクションシーン。テンポも良く、韓国映画のジメジメ感とのバランスが絶妙
18.不能犯
白石監督のメジャー作品。死ぬシーンは白石監督らしさが感じられるが、全体的におどろおどろしさは控え目。沢尻エリカが演ずるキャラクターは、あまりにもコミックっぽく失笑してしまう
19.ザ・ヴォイド
1980年代のホラー作品にインスパイアされているのが分かる。逃げ場のない閉ざされた空間、闇からぞろぞろ湧き出てくる謎の集団、グロテスクなクリーチャー等、ジョン・カーペンターを思い起こさせる
20.ミックス
ガッキー可愛い
21.Ditictive Chinatown II 唐人街探案2(原題)
中国作品。シリーズ2作目なので人気があるようだ。NYのチャイナタウンを舞台にした探偵物。ミステリーではなくコメディー作品である。テンポも良くそこそこ面白い。妻夫木聡が出演している。エンディングから推測すると、続編の舞台は東京かもしれない
22.シェイプ・オブ・ウォーター
スプラッシュに酷似しているが、オマージュなのだろう。デル・トロらしくダークな部分もあし、面白いファンタジー作品
23.聖なる鹿殺し
前半のいやーな雰囲気から、怒涛の後半。ランティモス監督、ロブスターに続き不条理な世界観
24.ザ・シークレットマン
ペンタゴンペーパーズと表裏を成す作品。アクションなしのリーアム・ニーソンが渋い
25.15時17分、パリ行き
実話ベース。全員本人が演ずるという斬新さ。演出も大変だっただろうと想像に難くないが、映画作品としてまとまっているのは、流石クリント・イーストウッド
26.RAW 少女のめざめ
適度なグロさと、分かり易いオチ
27.ブラック・パンサー
アベンジャーズシリーズの新作。他の作品とは関連性が薄く、作風も異なる。アクションはバリバリだが、人間味を感じるストーリー。ライアン・クーグラー監督は「フルートベール駅で」、「クリード」、そして本作と一貫して黒人を描いている
28.ダウンサイズ
アレクサンダー・ペイン監督のヒューマンドラマ。日本での宣伝は全くのデタラメ。コメディーではない。尺が長過ぎてダレるのが難点
29.ファミリー・ツリー
2011年公開のアレクサンダー・ペイン監督作品。重いテーマを明るくコミカルに描く。ダウンサイズよりバランスが取れた脚本
30.あなたの旅立ち、綴ります
このテーマにシャーリー・マクレーンとくれば鉄板。泣かせるポイントも押さえている
31.ハッピーエンド
ハネケの新作。長回し、不安感を煽る映像、ハネケ炸裂。タイトルのハッピーエンドの解釈に悩むところ
32.パシフィック・リム アップライジング
まるでエヴァンゲリオンの実写版を見ているようだ。ストーリーはさておき、映像は満足
33.イーグル・ジャンプ
ベタベタ過ぎて清々しい。これが実話なのだから驚く。ヒュー・ジャックマンがかっこいい。期待せず観たがぐっとくるものがある。DVDスルーになったのが惜しい
34.レッド・スパロー
見応えあるスパイ映画。派手なアクションも、コミカルな要素もない重い作品。ストーリーがよく練られているので面白い
35.ペンタゴン・ペーパーズ
新聞における報道の自由と同時に、女性の地位向上を勝ち取る戦いがテーマとなっている。メリル・ストリープとトム・ハンクスの存在は大きい
36.ウィンストン・チャーチル
ダンケルクの裏で進行していた出来事に焦点を当てている。ゲーリー・オールドマンと辻一弘が素晴らしい
37.トレイン・ミッション
リーアム・ニーソン主演のアクション。彼の、一見冴えないおじさんアクションは鉄板
38.トゥームレイダー ファースト・ミッション
当然、続編ありきのエンディングなのだが、次回作は厳しい
39.ダンガル きっと強くなる
アーミル・カーン主演のインド映画。まずは踊らないのが良い。レスリングシーンは手に汗握る。特にラストの試合では、伏線が回収され、成長する娘の姿が描かれている。
40.きみへの距離、1万キロ
面白いファンタジー作品。男性社会を描いているためか、男性目線なのは仕方ないところ
41.クソ野郎と美しき世界
太田光監督作品が良い。草なぎ剛、尾野真千子も役にハマっている。園子温監督は狙ってあの演出なのだろうが、今回は残念な感じ
42.マンハント
鳩と二丁拳銃を外さないジョン・ウー監督。しかし、無駄なスローモーション、ありきたりなカット。一昔前のアクション映画を観ているようだ
43.さよなら、僕のマンハッタン
インディーズに戻ったマーク・ウェブ監督は良い。脚本も配役もはまっている
44.レディ・プレイヤー・ワン
マニアックな原作を観易くしている点では成功している。著作権等クリアするべき課題が多く大変だったと思われ、公開できたことには感謝。ポップカルチャーの数々、シャイニングのエピソードに感動する
45.アンロック/陰謀のコード
ノウミ・ラパス主演のスパイアクション。こじんまり感はあるが、アクションよサスペンス要素が程よくミックスされて飽きずに観られる
46.アベンジャーズ インフィニティー・ウォー
アベンジャーズシリーズの集大成とも言うべき作品。毎回思うが、キャラクターの立て方が非常に上手い。大満足の150分間
47.ジュマンジ/ウェルカム・トゥー・ジャングル
キャラクターとアバターの組み合わせが絶妙。安定のドウェイン・ジョンソン
48.ザ・スクエア 思いやりの聖域
不快な展開が続く。耳障りな雑音が更に不快感を盛り上げる。ラストは収まりが良く、ホッとする
49.いぬやしき
原作のコミックから改変されているに違いない。見せたい物を絞り込み、コミックでは重要と思えるようなエピソードもバッサリ切り捨てる。この点では成功している
50.ランペイジ 巨獣大乱闘
CGも吹っ飛ぶ大暴れのドウェイン・ジョンソン。単純明快、大スクリーン向けの作品
51.メイズ・ランナー 最期の迷宮
メイズ・ランナーの完結編。第一作目の謎めいたわくわく感はなく普通のゾンビ系終末映画のようになってしまった
52.レディ・バード
男性には理解し難い母娘関係
53.レザーフェイス 悪魔のいけにえ
ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ監督の新作。屋敷女の衝撃はないが、す随所で見せる躊躇のなさが良い
54.アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル
ドキュメンタリー風に描かれているが、作り手側の意思が込められている。フェイクドキュメンタリーに近いと感じた
55.嘘を愛する女
長澤まさみが演ずる川原の嫌な女性っぷりが、この作品の重要な要素
56.暗黒女子
前半の展開が良い。後半はちょっと物足りない
57.フロリダ・プロジェクト
現実的には決して関わりたくない母娘。貧しさによる閉塞感がキツい。ウィレム・デフォーが良い
58.犬ヶ島
ウェス・アンダーソンのストップモーションアニメーション。黒澤明の影響を強く受けているいるが、独自の世界が広がる
59.リメンバー・ミー
ピクサー+ディズニーの王道アニメーション作品
60.DETH WISH
狼よさらば のリメイク。ブルース・ウィリスの本格的アクション。イーライ・ロス監督が面白く仕上げている
61.JUST GETTING STARTED
モーガン・フリーマン、トミー・リー・ジョーンズ出演のコメディー。もたつき感があり、スッキリしない
62.デッドプール2
ライアン・レイノルズ自身ばかりか、監督のデビッド・リーチの作品までネタにしてしまう。サノスと言いたいためだけにジョシュ・ブローリンを出演させたわけではないだろうが、とにかくネタのぶち込みが半端ない
63.ビューティフル・デイ
ハンマーを用いたバイオレンスシーンが見もの。音楽、映像、脚本共に完璧
64.いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち
イタリアのクライムコメディー作品。シリーズ2作目。予想外にスケールアップ。3作目も見逃せない
65.リディバイダー
中途半端な映像。一人称視点で描かれたハードコアという作品の模倣のように思える
66.イカリエ-XB1
2001年宇宙の旅 より前に作られた作品には違いないが、作品の出来はピンと来ない。余りにも散漫な展開。2001年宇宙の旅やスター・トレックの原点という宣伝文句は言い過ぎ。電子音による音楽は心地良い
67.ゲディ家の身代金
クリストファー・プラマーは代役とは思えない程、ハマっている。結果的にケビン・スペイシーより良かったのではないかと思う
68.万引き家族
パルムドール受賞作品。子供達それぞれのラストの表情が印象的。正解は観客に委ねられる
69.ファントム・スレッド
ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作。心理劇を超えたホラー映画だ
70.ALONE/アローン
ジャンルはシチュエーションスリラー。ただし、内面の葛藤に重きを置くため、他の作品のように驚きの展開はない
71.アメリカン・アサシン
ストーリーもアクションも目新しさはないが、まずまずの面白さ。ラストに予想外のスケール感
72.オンリー・ザ・ブレイブ
実話ベースの作品。テーマが地味ではあるが、脚本、俳優が良い。防火テントの伏線が効いている
73. ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
ローグ・ワンも同様、個人的には本編よりスピンオフ作品の方が面白い。監督がロン・ハワードというのは成功じゃないかと思
74.REVEMGE
長編デビューとなるコレリー・ファルジャ。女性監督にして、痛いシーン満載で爽快
75.ウィンチェスターハウス
ゴシックホラー。おどろおどろしさは皆無の脅かし系
76.ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊綺談
舞台劇の映像化。ホラーの側面では、じわじわ見せるタイプで満足度が高い
77.ウィンド・リバー
ボーダーライン、最後の追跡の脚本を書いたテイラー・シェリダンの初監督作品。エンターテイメント性もありつつ、背景がわかると更に理解が深まる。アメリカ先住民居留地の実情が伝わる
78.女と男の観覧車
ウディ・アレン監督健在。やってしまったー的な焦燥感は相変わらず見事
79.バトル・オブ・ザ・セクシズ
実話に基づく。主役を演じたエマ・ストーン、スティーブ・カレルの化け方が素晴らしい
80.カメラを止めるな!
2館公開から始まった作品が今や100館を超える。まさしくサクセスストーリー。映画のパワーが物凄い。一見アイデア勝負と思わせて、脚本が実に良い
81.スターリンの葬送狂騒曲
ロシアで上映禁止というのが宣伝文句。コメディータッチで描かれている。笑いと恐怖は隣り合わせ
82.ジュラシック・ワールド 炎の王国
バヨナ監督が新しいジュラシックワールドを構築した。ゴシックホラーの要素を取り入れ、更に新しい展開に繋がるラストを迎える
83.ミッション:インポッシブル フォールアウト
シリーズ6作目。安定の面白さ。ありえない程のアクションを、ここまで徹底的にやってくれれば言うことなし
84.ブリグズビー・ベア
一番好きなシーンは、ラスト近く、ジェームスがテッドに会う場面。あのやり取りが最高。先の読めない不思議な作品
85.メイヘム 殺人晩餐会
シチュエーションスリラーに分類されると思うのだが、狂気が足りず、必然性も感じられず、間延びした130分
86.オーシャンズ8
基本的にシリーズ通してやっていることは変わらない。メトロポリタン美術館とカルティエの宣伝ような作品
87.ミューズ
ジャウマ・バラゲロ監督の最新作。日本公開は2018年だが、製作は2017年。公開も地味。作品自体はかなり好み。ネイムレスやダークネスといった初期作品のような、不気味な感じが漂っている
88.KUSO
音楽プロデューサーであるフライング・ロータス氏の初監督作品。悪夢のようなアート系の映像。塚本晋也監督の影響を受けているとあって強烈
89.検察側の罪人
木村君はいつもの木村君。ダークヒーローとして描かれているが、やっぱりいつもの木村君。ROLEX GMTマスターが腕に輝いている。二宮和也が良い
90.クリミナル・タウン
クロエ・グレース・モレッツ、アンセル・エルゴートと旬な若手俳優が出演。脚本はスティーヴン・ナイト。名作「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」の脚本、監督を手掛けている。サスペンスのジャンルとして紹介されているが、高校生の成長を軸にサスペンスの要素を少々加えた作品
91. アルカディア
カルト教団の話しかと思っていたら、トンデモ系。これはこれで面白い。珍しく原題より邦題が良い
92.ハングマン
セブンの亜流。犯人も唐突すぎる上、色々な伏線を回収できず、残念
93.タリーと私の秘密の時間
シャーリーズ・セロンのウェイトコントロールは凄い。この手のギミックを本作のような作品に適用すると、ちょっと斬新。育児のストレスを表現するには丁度良い
94.グラン・ノーチェ!最高の大晦日
2015年公開。流石のアレックス・デ・ラ・イグレシア監督。凄まじいスピード感で畳み掛けるコメディー
95.アナイアレーション 全滅領域
エクス・マキナが非常に素晴らしかったアレックス・ガーランド監督。本作も見応えのSFスリラーとなっている
96.ブライト
てっきり、バディー物の要素を加えたアクション中心のクライム映画と思いきや、ファンタジーだった。面白く仕上がっているので、不満なし
97.スペクトル
見えない敵はハラハラさせるのにうってつけ。スケール感もあり、テンポ良く楽しめる
98.ARQ:時の牢獄
なかなか良く出来たタイムループ物。舞台が狭いので緊迫感もある
99.アントマン&ワスプ
アベンジャーズ・インフィニティ・ウォーとの繋がりで大いに盛り上がる。アントマンのようなキャラクターが存在するのはマーベルの強み
100.ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男
ボルグもマッケンローも、まるで本人が戦っているよう思えてくる。
101.Cargo/カーゴ
元々は7分のショートフィルム。高い評価から長編作品としてリメイクされた。ショートフィルムは無駄がなく完成度が非常に高い。一方の長編作品は、様々なエピソードを上手く絡めており、リメイクは成功している
102.MUTE ミュート
ダンカン・ジョーンズ監督。世界観はブレードランナーへのオマージュに溢れている。そういう点でオリジナリティー不足を感じてしまう。しかし、監督の狙いは世界観のオリジナリティーではなく、サイバーな世界とレトロな人間との対比
103.リグレッション
アレハンドロ・アメナーバル監督作品。2015年制作の作品が、日本では2018年に公開された。仰々しい見せ方でおどろおどろしい演出となる。この流れは面白い。ただし、日本公開がこれだけ遅れたことを鑑みると出来は推して知るべし
104.エクスティンクション 地球奪還
Netflix配給。こういう作品は大きなスクリーンで観るべき。侵略物の亜流かと思いきや、意外な展開を見せる
105.ヴェンジェンス
ニコラス・ケイジ主演。ニコラス・ケイジではなく、被害者の家族に焦点が当たっている。復讐が淡々と進んでいくため、復讐劇としては盛り上がりに欠ける
106.ザ・プレデター
前作のストーリーが取り込まれており、しっかりとした続編になっている。プレデター自体の正体は割れているので、最初から前面で大暴れ
107.ダウンレンジ
北村龍平監督の新作。突き抜けたシチュエーションスリラー。無駄のない作品。容赦無いラストを含め、清々しい程徹底している
108.グローバーフィールド・パラドクス
JJエイブラムスのプロデュース、グローバーフィールドシリーズの3作目。
109.死霊館のシスター
死霊館シリーズのスピンオフ作品。死霊館エンフィールド事件に登場する悪魔のシスター、ヴァクラ誕生のエピソード。死霊館シリーズのおまけとして楽しめる
110.HOSTILE ホスティル
シチュエーションスリラーのような展開。伏線を回収するなら、これしかないというラストを迎える。激しくご都合主義だが、必然性は感じる
111.マッドタウン
映像と音楽で無駄に長い時間を費やしていると感じるか、堪能するか好みが分かれるところ。何とも締まりのないストーリーのため、音楽と映像だけで引っ張るのは厳しい
112.ヒットマンズ・ボディーガード
ライアン・レイノルズ主演。アクションは並だが、ライアン、サミュエル・L・ジャクソンのキャラクターを活かした面白いバディー物
113.スカイスクレイパー
ドウェイン・ジョンソン主演のアクション映画。ダイ・ハードとタワーリング・インフェルノの美味しいところを取った作品にしたかったのかもしれないが、深みが全く無い。ドウェイン・ジョンソンの華だけで引っ張る
114.TAU/タウ
AIの映像が見物のSF。狭い空間に閉じ込められているため、シチュエーションスリラーの要素も加わり面白い。ただ、主役のジュリアには感情移入できず、アレックスを応援してしまった
115.デスノート
日本のコミックをハリウッドで映画化。評判が悪い本作だが、原作とは別物と考えるしかない。死に方や、エンディングは悪くない。アダム・ウィンガード監督の汚点にならないことを祈る
116.判決、ふたつの希望
イデオロギーの衝突を描き社会派の作品だが、エンターテイメント性も非常に高い
117.ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金
2013年製作。日本ではなぜかビデオスルーされた作品。監督はマイケル・ベイ、出演者はウォールバーグ、ドゥエイン・ジョンソン、アメリカでそこそこヒットしているにもかかわらず、劇場公開されない謎。後半はグダグダだが、前半は面白い
118.クワイエット・プレイス
プロデュースはマイケル・ベイ。アメリカでは記録的なヒットとなったホラー。設定が秀逸。細かいことは気にせず、劇場で楽しむ作品
119.運命は踊る
サミュエル・マオス監督の映像は抜群
120.ブレイン・ゲーム
アンソニー・ホプキンス主演&プロデュース。色々残念なサイコスリラー
121.LBJ ケネディの意志を継いだ男
ロブ・ライナー監督の新作。ベトナム戦争を長引かせた大統領としての悪評が付いて回るが、本作を観ると好感度が上がる
122.イコライザー2
シリーズ2作目。続編としての工夫は見られる。前作のようなエピソードを冒頭に持ってくることで、前作を超える出来事が起こりそうな予感。終始ハイテンションな展開。しかし、インパクトは前作には敵わない
123.スカイライン 奪還
スカイライン 征服の続編。前作がとんでもない終わり方をしたので、シリーズ化されるとは思わなかった。エンドロールを含めて、斬新な作品
124.音量上げろタコ!なに歌ってんのかわかんねぇんだよ!!
三木聡監督らしい緩い小ネタが満載。演出も緩く三木ワールド
125.太陽の塔
求めているのはこういう作品ではない。岡本太郎をどう捉えるべきかの持論展開の自己満足は不要
126.ゼイリブ
デジタルリマスター版。作られてから30年経過しているが、改めて観ても面白い
127.バーバラと心の巨人
怪物はささやくと酷似している。本作の方が深みがない
128.アンダー・ザ・シルバーレイク
デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の新作。マルホランドドライブやヒッチコックへのオマージュいっぱい。ついでにスパイダーマンのパロディーも登場。ハリウッドで成功を夢見る人々の妄想映画
129.2001年宇宙の旅
1968年の作品。iMaxで鑑賞。猿の着ぐるみやモニター類が若干古めかしい。映像は古さを感じさせない。いつ観ても新鮮
130.ルイスと不思議の時計
児童文学が原作であり、子供視点で描かれているが、少々グロい表現もあり、大人向けな印象。イーライ・ロス監督らしさが表れている
131.テルマ
ノルウェーのホラー。キャリーを思い起こさせる設定ながら、ゆったりとしたリズムのためか、ホラー色は弱い。思春期の少女が成長する話し
132.遊星からの物体X
デジタルリマスター版で劇場鑑賞。文句なしで、カーペンター監督の最高傑作
133.search/サーチ
pcの中だけで進む。不自然さを殆ど感じない。基本となる脚本が良いため、映像の斬新さも引き立つ
134.アポストル 復讐の掟
ギャレス・エヴァンス監督作品。斬新なアクション映画、ザ・レイドを撮った監督が作ったホラー。なかなか意外な展開を見せる。グロシーンもあり、尺は長いが楽しめた
135.バグダッド・スキャンダル
見応えのある社会派サスペンス。実話に基づく。恋愛のあたりはフィクションが混ざっていると思われるが、エンターテインメント性も高い
136.クレイジー・リッチ!
一見、単なるおとぎ話に思える。キャスト全員アジア系。富裕層である中国系シンガポール人と中国系アメリカ人との対立、更には中国本土との複雑な関わりも垣間見え、面白い。ビンテージデイトナ、通称ポール・ニューマンがワンシーンだけ登場する
137.シャドウ・オブ・ナイト
ティモ・ジャヤント監督、イコ・ウワイス主演。最高のアクション映画。イコ・ウワイスの今後の活躍は間違いない
138.ナイトウォッチメン
ゾンビ物。ホラーコメディー作品。緩い設定がバッチリハマって面白い
139.最後の追跡
テーマは社会派ながら、エンターテインメント作品として面白い。脚本のテイラー・シェリダンは一貫して西部劇のような作品を作り続けている
140.マンディ 地獄のロード・ウォリアー
キング・クリムゾンでオープニング。ヨハン・ヨハンソンの音楽が良い。合わない人には拒絶されるであろう本作。ニコラス・ケイジは適役
141.ボーダーライン ソルジャーズ・デイ
前作ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督から、スティファノ・ソッリマ監督へ。ダークなアクション作品という流れは変わらない
142.ビブリア古書店の事件帖
色々とショボいが、とりあえず黒木華の存在で安心できる
143.アンクル・ドリュー
小ネタがツボ。役者としては素人集団ながら、良く出来た脚本で盛り上がる
144.ボヘミアン・ラプソディ
X-MENは好きになれないが、本作はブライアン・シンガー監督の最高傑作。音楽総指揮のブライアン・メイ、ロジャー・テイラーも最高
145.ヴェノム
マーベルコミックに新たなシリーズ登場。元々スパイダーマンの敵役として登場したダークヒーロー。まるで寄生獣をハリウッドリメイクしたような作品
146.華氏119
マイケル・ムーア監督がトランプ大統領をネタにした作品。興味をそそる切り口。歴史との対比もわかり易く、エンターテインメント性も高い
147.The Witch 魔女
色々デジャヴだけど、ハードな作りで見応えある。次回作品が楽しみ
148.ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
今後に続く3作の伏線を張りまくって終了。ジョニー・デップ演ずる敵役の存在感は重要
149.ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲
ローワン・アトキンの安定したパフォーマンス。邦題のサブタイトル通り、アナログの逆襲
150.上田慎一郎ショートムービーコレクション
彼女の告白ランキング、ナポリタン、テイク8、LAST WEDDING DRESS。上田慎一郎監督の初期短編作品プログラム。カメラを止めるな!の原点を観ることができる。脚本、編集が素晴らしく、カメラを止めるな!がまぐれ当たりではないことが分かる
151.恐怖の報酬 完全オリジナル版
北米での興行成績が振るわず、1978年、29分もカットされた短縮版が日本公開された。今回はオリジナルバージョン。当時は重要なエンディングもカットされており、全く別物である
152.斬、
塚本晋也監督、初の時代劇。前作、野火から引き継がれたテーマ。緊張感を感じさせる音が良素晴らしい。血飛沫が飛びまくる演出は見事
153.アウトロー・キング
デヴィッド・マッケンジー監督、クリス・パイン主演。最後の追跡と同じコンビ。スコットランドの英雄、ロバート・ザ・ブルースの物語。戦闘シーンはなかなかの迫力
154.ドント・ヘルプ
ノック・ノックの脚本を手掛けたギジェルモ・アモエドの監督作品。冒頭がドントブリーズっぽいが、後半はオカルトへ。こういうタイプの作品は好み
155.セキュリティ
予定調和のストーリー。意外性はないが、アントニオ・バンデラス、ベン・キングスレーの配役は安心できる
156.ヘレディタリ
最も勢いのある制作会社A24が送り出すホラー作品。不穏な空気感が流れる。ある意味ハッピーエンドを迎える。斬新なホラー映画だ
157.ザ・ディスカバリー
どんな作品なのかわからないまま進み、最後に伏線が回収される。そこそこ意外性があり、余韻が残るラストシーン
158.スマホを落としただけなのに
リアリティーなし
159.くるみ割り人形と秘密の王国
ヨーロッパではクリスマスシーズンの定番、くるみ割り人形。本作は、あっと驚くディズニーのオリジナルストーリー。絵本も、バレエも跡形もない。ディズニーらしいストーリーではあるが
160.来る
中島哲也監督らしい映像。映像化するにあたっての改変は歓迎。前半のダメパパ、ダメママの描写はちょっと長い
161.マダムのおかしな晩餐会
予告に騙されたが、面白い。移民、差別等重めのテーマ。エンディングはどちらにせよハッピー・エンド
162.暁に祈れ
映像は暗く重々しい。ムエタイでのし上がるといったロッキーのような華やかさはまるでない。ハードなエンタメ作品
163.パッドマン
インド映画であるが、歌と踊りはかなり抑えめ、というか、ほぼない。演技はオーバーアクション気味だが、良い方向へ働き、盛り上がる。程良いラブストーリー要素も絶妙。国連での演説は見所
164.大人の恋は、まわり道
キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーの怒涛の会話劇。彼ら以外の台詞は全くない。原題 Destination Wedding の方がよっぽど洒落ているが、邦題を付けた人はこじらせちゃった人か?
165.悪魔に呼ばれる前に
シャドウ・オブ・ナイト、ヘッド・ショットを撮ったティモ・ジャヤント監督のホラー作品。アクション作品同様、ハードゴアでハイテンションな表現が見所
166.メアリーの総て
フランケンシュタインの作者メアリー・シェリーの話し。モンスターは産まれるべくして産まれた。監督はサウジアラビア初の女性監督、ハイファ・アル=アンスール
167.イット・カムズ・アット・ナイト
A24作品。トレイ・エドワード・シュルツ監督。ホラーではなく心理サスペンスだ。ソレらしき物は登場しない。何が起こったのかも明示されないし、その結果どうなったのかもはっきり描かれない。A24らしい、非常に面白い作品だが、ストレートなホラーを期待した人にとって、低評価となってしまうことは想像に難くない
168.シシリアン・ゴースト・ストーリー
実話にインスパイアされたファンタジー。凄惨な話しだが、映像とラストシーンに救われる
169.シュガー・ラッシュ オンライン
インターネット内の擬人化が面白い。ソニックやザンギエフ等、登場するキャラクター達に感心。グルートの登場には驚いた
170.ディアハンター
4Kデジタル修復版。言わずとしれたマイケル・チミノ監督の傑作。長い結婚式のシーンも、全ての展開を知った上で観ると、無駄がないことが分かる
171.マザー!
ダーレン・アロノフスキー監督作品の快作。残念ながら、日本では劇場公開中止となった。前作ノアは残念な作品だったが、本作は大傑作。神、地球、人類がテーマとなっている。新約聖書、旧約聖書からのあからさまな引用。終始不穏な状況で、不快極まりない展開が続く。ノアも無駄ではなかった。ロマン・ポランスキー監督 ローズマリーの赤ちゃん、ルイス・ブニュエル監督 皆殺しの天使 へのオマージュも効いている
171.バスターのバラード
6編から成る西部劇アンソロジー。思い通りに事が進まない。相変わらずのコーエン兄弟。3話目 アルゴドネス付近 が特に好き。それぞれの話しは全くの別物であるが、死というテーマで繋がっており、一体感はある
172.バード・ボックス
スサンネ・ビア監督作品。最近は恐怖の対象を見せない作品が多くなっている。ビア監督の他の作品同様、恐怖そのものがテーマではなく、異常なシチュエーション下でのドラマに注目。マルコヴィッチが最高
173.沈黙 サイレンス
宗教観はさておき、映画はとしては素晴らしい。音楽、カメラワーク。長い期間、マーチン・スコセッシ監督の中にあった作品への想いが詰まっている
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