2013年8月4日日曜日

LONGINES 150th ANNIVERSARY MODEL

(※時計の記事
1982年。
ロンジン150年周年記念モデル。手巻き時計。
ケースサイズ32mm(リューズ含まず)、厚さ6mm、ベルト幅17mm, 14mm。
Cal.L846.4 (17石)

人生最初に買った機械式時計。
レトロな雰囲気で気に入っている。
ベゼルもダイヤルもシンプルなものが良い。
確かにパテック・フィリップのカラトラバ フラットベゼル ref.96 は素晴らしい(維持コストを無視すれば)。
値段はさておき、自分が最初に買った時計には特別な想いがある。

1832年に創業したロンジン。
1970年代のクォーツショックによる経営危機後、ニコラス・G・ハイエックが1983年に設立したSMHグループ(現スウォッチグループ)に吸収された。
以降、ロンジンはグループ企業であるETAのムーヴメントを採用。

現在、スウォッチグループ傘下で中堅に甘んじており、かつての栄光を取り戻すことはないのだろう。
厳格なヒエラルキーが存在しているスウォッチグループの中では、ブレゲ、オメガより格下扱い。RADO が悪いとは言わないが、RADO と同格。リンドバーグも西郷隆盛さんも泣いている。

この時計は、スウォッチグループの傘下に下る直前のマニュアル時計である。感慨深い




ベルトは消耗品のため交換した。


ムーヴメント(Cal.846.4)はこんな感じらしい




どうやら、Cal.846.4 はロンジンのムーヴメントのようだ。てっきりETAのムーヴメントを使っていると思っていた。下記にその記載がある。サブセコンド用のムーヴメントらしい。

Longines 846のデータ
Features
 manual wind
 sub second
Data
 10.5''', Dm= 23.3mm
 H= 2.5mm
 17 jewels
 f = 21600 A/h
 power reserve 40h
Balance staff
 U3307
Stem
 W3243
Hands
 1.30 x 0.70mm