設計者はブルーノ・タウト氏、吉田鉄郎氏1936年、竣工。
2003年、DOCOMOMO JAPAN選定モダン・ムーブメントの建築に選定された。
2006年3月に国の登録有形文化財に登録された。
木造建築部分設計は渡辺仁氏。
タウト氏の設計は地下の部屋。
一体となった3部屋の世界観が面白い。
1.社交室
ベートーヴェンをイメージした部屋
ダンス等の洋風の娯楽室。
電球 56個 + 49個 が天井からぶら下がっている。
ちなみに
ベートーヴェンの生涯は56歳。
奥さんの当時の年齢は49歳。
タウトのデザインによる机と椅子がおいてある。
2.洋室
モーツァルトをイメージした部屋
宇宙をイメージしているらしい。
床の間はリンチの映像を見ているようだ。
床板はチーク材を36枚使用している。
壁が赤色に統一されている。
ちなみに、モーツァルトの生涯は36歳。
4隅の光源による間接照明。
天井は漆喰に貝殻粉をまぶしたもの。
間接照明が映えるに違いない。
現在は布で覆われている。
3.和室
バッハをイメージした部屋
桂離宮の一室をイメージしている。 おさらんま
当初タウト氏は天井の素材を桐にしようとしていた。
しかし施工主である日向氏の意向で杉に変更された。
鹿児島産杉とのこと。
水周りは白いタイル張りとなっている
訪問
温泉管で床暖房
0 件のコメント:
コメントを投稿